スーハー、スーハー
中指を根元まで挿入したところで、深呼吸して気持ちを整える。
こういう時こそ集中力が肝心だ。
勢いに任せて手マンしても、女性という生き物をエクスタシーに導くことなんてできない。
細心の注意を払いながら、どの箇所をどの程度の力で攻めればいいのかを見極めるのが重要なのである。
こうして彼女好みのGスポットの攻め方もラーニングすることに成功した。
原稿作業の時、この集中力の10分の1でも発揮できればどれだけ仕事が楽になることか。セックスに特化したスキルしか持ち合わせていない筆者は、まともな社会人生活を送ることが不可能なのだ。
このクリ舐め手マンで無事にイオリちゃんをイカせることができた。
結局、クンニしていた時間は20分にも満たなかっただろう。
それでもイクという一応の区切りができたので、こちらの面目は立つはずだ。
荒い呼吸を繰り返しているイオリちゃんの隣に体を横たえる筆者。
話しかけたりせず、彼女の呼吸が落ち着くのを待つ。
「大丈夫? 疲れっちゃったかな?」
「へ、平気です」
「足とか股の筋肉は平気かな?」
「え?」
「普段、あんな風に力を込めることってないでしょ? ちゃんと動けそう?」
「へ、平気だと思います」
「それじゃあ、交代しようか? 俺がしたみたいに、たくさんチンチンを舐めてくれる?」
「はい!」
長年身に付いた習慣のせいなのか? ハキハキとした調子で返事するところだけは好感が持てる。
仰向けになった筆者の股座に潜り込んでフェラチオを始めるイオリちゃん。
おっ、やっぱりフェラには慣れてるなぁ!!
彼女の過去の経験人数は聞かなかったが、どの男性も彼女に奉仕させまくっていたと思われる。
そうでもしないと男根が勃起せず、セックスという行為が成り立っていなかったはずだ。
「ね、俺がしたみたいにチンチン舐めながら乳首もイジって」
「こ、こうですか?」