【女と男の隔たり】僕はセックスがわからない。~童貞卒業歌 第1章:前夜~

 大学生になって、セックスの話がより身近になった。飲み会でも授業中でも、恋の話になれば、大半はセックスの話だった。

 「童貞」はそんな場を盛り上げるためのピエロとして舞台の上にあがり、非童貞はそれを観客席から見て嘲笑する。

 舞台上の人間と、それを見る人間。

 近いようで遠い距離。そこになんの差があるというのだろう。少し前まで、こちら側だった人間が、さも成功者のような顔をしてこちらを見ている。

 そんな奴を踏み潰してやりたいという憎しみがあるのに、そちら側に行きたいという想いからは逃れられない。

 だから、憎くても、醜くても、舞台から降りなければならない。「童貞」と揶揄され消費される存在から、抜け出さなければならない。早く大人に、なりたい。

 

 彼女の股の間と、自分の下半身にぶら下がっているものを見る。そこにコレを入れるだけ。たった、それだけのことじゃないか。

 それだけのことなのに、ここに辿り着くまで、本当に長かった。

 右手でぶら下がっているモノを支え、膝を右、左、と床をこするように動かして、距離を詰める。左手で彼女の足を開かせ、入口に目を向けた。

 あと、もうすぐ。


「入れるよ」


 うん、と彼女は自分の顔や口を押さえながら言った。彼女はいま、どういう気持ちなのだろう。やっぱり怖いのだろうか。

 でも、周りのみんなもしていることだ。子どもを産みたいというならば、ここは通らなければならない道だ。彼女の怯えを見て怖気づいた自分に、そう言い訳をする。


「入れるよ」


 彼女はもう、何も言わない。

 覚悟はできた。


「じゃあ、いれるよ」


 これで、童貞卒…。

men's Pick Up

[人気のキーワード]

  1. 所沢ショーイチ
  2. ドスケベ女の性事情
  3. トコショー
  4. 4コマグラビア
  5. 激アツ風俗嬢ハメ撮りレポート
  6. 元デリヘル店長の回想録
  7. ヘンリー塚本
  8. 風俗体験談
  9. 世界一周エロ旅
  10. 唯井まひろ
  11. セフレとのエッチ
『春風ひかると童貞卒業しませんか? ~ドキドキ筆おろし体験~』

やっぱりプロに筆下ろししてもらった方が良い?

amazon_associate_logo.jpg


men's最新記事