【女と男の隔たり】僕はセックスがわからない。~童貞卒業歌 第1章:前夜~

 お店を出ると、彼女は見るからに幸せそうな顔をしていた。それがとても嬉しかった。

 帰るのが惜しくなり、僕らはひとけの少ないベンチに座った。すると、彼女が自然と手を絡めてきた。


「あの料理美味しかったね」

「あんなの初めて食べたよ」


 そんな会話をしながら、彼女が体を寄せてくる。こんな積極的な行動を今まで彼女からされたことがなかったから、とても嬉しかった。彼女のテンションが上がっているということが、ちゃんと伝わってきた。

 愛おしかった。

 僕はキスをした。

 彼女は顔を赤らめて、ものすごく照れていた。


「幸せ」


 彼女はそう言って、僕のことを抱きしめてくれた。彼女のほうから抱きしめてくれたのは、この日が初めてだった。

 幸せに包まれた雰囲気。お互いへの安心感。僕と彼女の間に「愛」に近いものが、ちゃんと芽生えたような気がした。

 このとき、僕は彼女との関係を次に進めたいと思った。

 僕は彼女と「セックス」がしたかった。


「あのさ」

「なに?」

「いま言うことでもないのかもしれないけど」

「うん」

「とても幸せな気分だから、言うね」

「えーなに?」

「…セックスが、したい」

「…いいよ」


 でも今日は遅いからまた今度ね、彼女は微笑みながらそう言った。

 僕は童貞で、彼女は処女だった。

 その日から「どうやったら彼女とセックスできるのか」と、そればかり考えていた。次はどこにデート行こうかとか、そう行ったものは全く考えることができなくなっていた。

 しょうがない。僕は童貞だったのだ。童貞はセックスと同時に、別のことを考えれるほど器用じゃない。だって童貞にとって、セックスは夢だから。

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