「今日はこのまままっすぐホテルに向かおうね」
前回は途中の酒屋によってアルコールを購入していた。そこで、遠回しに酒を買わずにホテルに行くことを提案したわけだ。
この時の筆者は強気だった。もし反対されたり、酒を買っていくことを言い出したらその場でサヨナラするつもりだった。
そんな強気が奏功したのか、彼女はコクリと頷く。
「じゃあ、ホテルに向かおうか?」
「は、はい」
こうして新宿アルタ前からホテル街に向かって歩き始める。
その道中、この半年のことを聞こうとした。しかし、マホちゃんの口は重い。触れてほしくないということだろう。いくら強気の筆者でもそこを無理強いすることはできない。
会話があまり弾まないままホテルに到着。部屋に入ってから少しばかり下ネタの会話をすることにした。
「俺のこと覚えてくれていて嬉しいよ。何がマホちゃんの記憶に残ったのかな?」
「え、エッチが気持ち良かったから……」
下を向き、もじもじしながら答えてくれた。
「もう少し具体的に教えてほしいな」
「は、恥ずかしいです」
「あ、そうか。この間はお酒を飲んでたものね」
やはり素面の状態では恥ずかしいのだろう。
だがこの程度の返答では満足できない。さらに突っ込んで聞いてみることにした。
「二度目のデートなんだから遠慮することないよ。ね、正直に教えて」
「あ、あの…。アソコをペロペロしてくれたのが気持ち良くって…」
「そうなんだぁ。じゃあ、今日もたくさんペロペロさせてもらうね」
「は、はい」
「あ! でも、マホちゃんにも俺のチンチンをたくさんペロペロしてほしいな」
「は、はい。分かりました」
強気の時の筆者はいつもと一味違う。
普通に「チンチンをペロペロして」とお願いするのではなく、「たくさんペロペロして」とお願いしたわけだ。
これで言質をとったことになるので、長時間フェラチオさせても問題ないだろう。
ムクムクっ!
たくさんシャブってもらえることが確定したので、愚息が目を覚ました。
こうなったらさっさと事を始めるしかない。
マホちゃんをシャワーに促し、その後入れ替わりで筆者もシャワーを浴びる。
準備を全て終え、ベッドインタイムの到来だ。