「こ、こうですか?」
「うん。痛くならないギリギリの強さで押してみて」
「え? 急に口の中がジュワってしてきました」
「これが唾液腺マッサージって言うんだよ」
「記事を読んでて思ったんですけど、ショーイチさんって本当に物知りですよね?」
「そんなことないよ。俺が詳しいのはエッチの事だけだもん」
「でも、これって本当に凄い効き目ですよ。ビックリしました!!」
「じゃあ、口内が湿った状態で奥まで咥えてみて」
「はい!」
ここからがフェラチオ講習の本番だ。チンポやマンコの形が人によって千差万別なように、口の中の形状というのも人によって様々だ。
その口の形に合うような咥え方をしないと、チンポに痛みを与えしまう。
その角度を見極め、Y子ちゃんに指示を出していく。
「うん。その角度! それなら痛くないよ。そのままの状態で舌を使って根元をペロペロできるかな?」
「はい」
「あぁぁ、気持ちいいよ。今度はゆっくり頭を持ち上げて、ピストンしてみて」
この調子で30分近くフェラチオ講習を行った。もちろんずっと咥えっぱなしではなく、時折唾液腺マッサージを挟みながらだ。
「よし、もう文句なしだよ。今のY子ちゃんのフェラを下手くそっていう人はもういないと思うよ」
「あ、ありがとうございます。でも、ショーイチさんのオチンチンだからできたんだと思います」
「ん? それって俺のが小さくて咥えやすかったってこと?」
「そ、そんなぁ。違いますよ」
「じゃあ、どうして?」
「まっすぐで綺麗で清潔だから、全然嫌な気分になりませんでした」
「え? 今までは嫌な気分になってたの?」
「は、はい」
彼女が今まで相手してきた男たちは、自分本位のセックスしかできないタイプだったのだろう。
Y子ちゃんが知らなかった世界を提示することができ、幸せを感じてしまった。
「それじゃあ、今度は俺が愛したいな」
「は、はい」
「フェラチオのお礼もこめて、心の底から愛させてもらうね」
「はいっ!」
ベッドの上で仰向けになったY子ちゃんに対し、愛撫の嵐を降らせる。ディープキス、オッパイ愛撫、そしてクンニだ。
クリトリスを舌で弾くたびに、キュフん、くふゥンと可愛い声で鳴くY子ちゃん。生まれたての子犬が母犬の乳を求めているかのような声だった。
脳内で流行曲を5、6回ほど再生して時間の経過を計る。20分近くクリ舐めに集中していたが、Y子ちゃんは痛がる様子も見せずにアエいでる。
ここからクンニと手マンの同時攻撃を開始。