いつものようにアチコチの出会える系サイトを物色していると、筆者愛用の【イククル】でこんな書き込みを見つけた。
発情中だと思われるアラサーのOLによる書き込みだ。
このナツキちゃんが書き込みをしてから20分以上経っていたのだが、未だ彼女にアプローチした男性ユーザーはゼロ。
10代や20代前半の女性と違い、アラサーともなるとどうしても男性陣の反応が鈍くなってしまう。
だが、アラフィフの筆者からしてみれば、28歳の女性なんて小娘みたいなものだ。
そんなわけで早速アプローチを開始。
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こんばんは、ナツキさん。
都内の会社員のショーイチ・39歳です。
先ほどナツキさんの書き込みを見ました。
私も人肌を恋しく思っていたところなので、是非ナツキさんと楽しくて気持ちいい時間を過ごしたいと思います。
今日はずっとヒマしてるので、5分後でも数時間後でも待ち合わせできます!
あ!
お返事もらえたら、私の写メを送りますね。
それを見てもらってからで構わないので、検討してもらえたら嬉しいです。
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半ば勝利を確信しながら送信ボタンを押す。
今回のケースのように、20分以上誰からもアプローチを受けていないという女性は“狙い目”だと言えよう。
男性からの返信を今か今かと待ち構えている状態なので、多少雑にアプローチしても容易く釣ることが可能なのだ。
出会える系サイト遊びの初心者男性には、こうした女性を探すことをオススメしたい。
ファーストメールを送信した数分後、ナツキちゃんから返信が届いた。
そこから数回ほどのやり取りを行い、あっさりと約束が成立したのである。
待ち合わせ場所は池袋駅地下構内の待ち合わせスポット・イケフクロウ前。約束の5分前に到着した筆者は、まだ見ぬナツキちゃんを想像しながらワクワク気分で待つことにした。
そして、ほぼ時間通りにナツキちゃんらしき女性が近づいてくるのを発見!
ぐ、ぐぬぬぬぬッ!
彼女の顔は、かなり微妙だった。
女優の木南晴夏を数十倍不細工にした感じとでも言えばいいのだろうか。ツリ上がった目は猫っぽくもあり、性格がキツそうなイメージ。
普段街で見かけても絶対にチンピクしないタイプだった。
しかし、出会える系サイトで出会った場合は別だ。
なにしろ、ヤることが大前提となっているので、見た目に多少の難があったとしても問題とはならない。
性欲の権化である筆者にしてみれば、「ヤれない美女」より「ヤれるブス」のほうが遥かに有難い存在なのだ。
室内を暗くすれば余裕だぜ!
覚悟を決めてからゆっくりと彼女に近づいていき、優しい声色で話しかける。