ニコっ♪
目と目が合った瞬間、はにかむような笑顔を見せて軽く会釈してきたアリサちゃん。
なんていいコなんだろう! まだ何の会話も交わしていないのに、彼女の性格の良さが伝わってきた。
そのままアリサちゃんの目の前まで進み、声が裏返らないよう注意しながら話しかける。
「お待たせ、アリサちゃん」
「は、はい」
「もしかしてかなり待たせちゃったかな?」
「だ、大丈夫です。ちょっと前に到着したばかりです」
「それなら良かったぁ。あ、まず最初にお礼を言わせてくれるかな?」
「え?」
「今日は本当にありがとう。こうして会えただけですっごく嬉しいよ」
「は、はい」
「もしここでゴメンなさいされても、俺は笑顔で帰るから安心してね」
「え、ど、どういうことですか?」
「実物の俺を見て、嫌だとかキモいとか思ってたら無理しなくていいんだよ」
「そ、そんなことないですよ」
「本当に? 俺って、この顔の通り本当にスケベだよ」
「フフ、そういう風には見えないですよ」
「じゃ、どういう風に見えてるの?」
「そうですねぇ。もの凄く優しそうに見えます」
「う、うん。それは間違いない。神に誓えるよ。でも、それ以上にスケベなんだよ」
「はい。私も同じだから平気です♪」
「お、同じ?」
「だって、そうじゃなきゃこういう風に待ち合わせしたりしませんよ」
「そ、それもそうだね。それじゃあ、スケベ同士で仲良くデートしようね」
「はい。よろしくお願いします」
ノリの良さに驚いてしまった。19歳のくせに男を喜ばせるツボが分かっているようだ。
もしかしたら、男性経験が豊富なのかもしれない。それとも物怖じしない性格なのだろうか?
なにはともあれ、ルンルン気分でラブホ街に向かうこととなった。
歩きながら横目で彼女を吟味する。残念ながらオッパイの大きさには期待できそうになかった。
それなりにむっちりしている体型なのに、これは残念なポイントだ。だが、可愛い顔と眩しい笑顔の前では、乳の大小なんて関係ない。
もう少し場を温めるべく、会話を再開することにした。
「アリサちゃんって19歳なんだっけ?」
「はい。先月19になったところです」
くそ…どうせなら18歳のうちに会いたかった。
言っておくが、筆者は決してロリコンではない。
18歳ならば法的に婚姻できるし、とっくの昔に初潮を迎えていつでも子作りできる年齢だ。そんな女性を好きになっても、それは普通の恋愛感情にしか過ぎない。
50歳を過ぎた筆者は、今でも18歳のコと当たり前のようにエッチしている。これをロリコンと非難するのは、どう考えてもやっかみでしかないだろう。