【ネットナンパ】「想像していたよりずっと気持ちいいです」我が人生でダントツ可愛い女性読者からのお誘い

 綺麗で可愛くてセクシーなE子ちゃんと密室でふたりきりなのだ。真面目そうな顔を取り繕うとするが、どうしても顔の筋肉が緩んでしまう。


「あぁぁ、どうしよう。嬉しくって全然普段通りにできないよ」

「え?」

「いつもはね、もう少し真面目そうな顔をしてるんだよ。送った写メも真面目そうだったでしょ?」

「は、はい」

「でも嬉し過ぎてどうしてもニコニコしちゃうんだ」

「そ、そうなんですか」

「本当にまだ信じられないもん。夢なら覚めてほしくないよ」

「フフフ、大げさですよ」

「だって、E子ちゃんはもの凄くモテるでしょ?」

「え?」

「今まで何千回とナンパされたことあるんじゃない?」

「そんなにないですよ」

「じゃあ、今まで何人くらいの人と付き合ったことがあるの?」

「え、えっと、ひ、ひとりだけです」

「ま、マジで!! ってことは、エッチの経験人数も?」

「は、はい。その人だけです」


なんてこった! こんなの四捨五入すれば処女みたいなものではないか!!


 喜びがこみ上げてきてますます顔の筋肉が緩んでしまう。


「な、なんで!? こんなに可愛くて、綺麗で、セクシーなのに!!」

「どうしてでしょう? 男性の友達ならたくさんいるんですけど、そういう関係にはならないですねぇ」

「あ! きっとアレだよ。E子ちゃんの可愛さが現実離れしてるから、並大抵の男は恋愛感情を抱けないのかもね」

「そ、そういうものなんですか?」

「うん。俺が普通に街でE子ちゃんを見かけたら、目がつぶれそうになると思って直視できないもん」

「そんなぁ、大げさですよぉ」

「でも、男友達が多いのに、誰も誘ってこないの?」

「はい。私の性格がサバサバし過ぎてるせいかもしれませんね」

「あぁ、確かに男前って感じがするよ。きっとそのせいなのかもね」


 その後も、趣味や仕事の話など1時間近く語っていた。

 不思議とあまり下ネタの話題にはならなかった。ただ何気ない会話をしているだけで、筆者はずっとエクスタシーに達していたからだろう。


「じゃあ、そろそろシャワー浴びようか? 俺が先に浴びてこようか? それともE子ちゃんが先に浴びる?」

「わ、私が先でいいですか?」

「もちろんだよ。のんびり待ってるから、慌てないでね」


 脱衣所のある部屋だったので、荷物を全てもってドアの向こうに消えるE子ちゃん。

 いつもならここでタバコに火を点けるところだが、この時は身体がニコチンを欲していなかった。

 今から10数分後に訪れるだろう幸せで胸がいっぱいになっていたからだ。

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