【ネットナンパ】「あ、あぁぁぁぁ、お、奥が、奥が、いぃぃぃぃ!!」寝バックの気持ち良さにドハマリした人妻


おっ、これはなかなかのアタリじゃん!


 彼女の顔は女優の遠野なぎこに似た感じで、目鼻立ちがくっきりしていた。少々性格がキツそうに見えたが、行きずりのデートなのでたいした障害にはならない。

 ツカツカと近づいていくと、アケミちゃんと目が合った。


ニコっ


 向こうもこちらに気づいたようで、軽く微笑んでから会釈してきた。


「お待たせ、アケミちゃんだよね?」

「は、はい」

「さっきサイトで約束させてもらったショーイチだよ。今日はよろしくね」

「こちらこそ、よろしくお願いします」

「ごめんね。結構待たせちゃったかな?」

「大丈夫です。本当についさっき来たばかりなので」

「そうなんだぁ。あ、ここで立ち話もアレだから、少し歩きながら話そうか?」

「はい」


 アケミちゃんを先導しながらホテル街に向かって歩き始める。

 相手は人妻さんなので、必要以上に近寄らないよう注意することも忘れない。万が一、彼女の知り合いに目撃されても、親密な雰囲気でなければどうとでも言い訳できるはずだから。

 そして、彼女にだけ聞こえるくらいのボリュームで会話を続ける。


「実物の俺ってこんな感じだけど、大丈夫かな?」

「え? なにがですか?」

「ほら、写メより何十倍もエロそうでしょ、俺って。ヒいたりしてない?」

「全然そんなことないですよ。もの凄く優しそうです」

「あ、ありがとう」

「それにエッチそうな男性のほうが好きですし…」

「え? そうなんだ?」

「はい。むっつりした感じより、オープンなほうが安心できます」

「なるほどね。確かに俺の顔ってオープンスケベだもんね」

「フフフ、はい」

「じゃあ、このままホテルに直行するってことでいいかな?」

「はい。もちろんです」

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