今日はなかなか骨が折れそうだ…。
見た目は十分過ぎるくらいタイプだが、彼女の緊張はちょっとやそっとじゃ解けそうにない。かなり時間をかけて心の垣根を取り払わなければならないだろう。
筆者は「超」がつくほどのスケベなのである。
ただチンコをマンコに入れて出し入れするだけのセックスでは、興奮できない。女性に気持ち良くなっていただき、マンコ内部をたっぷり濡らしてもらわないと満足できないのだ。
そのための努力なら惜しまない。否、そのための努力すら筆者にとってはセックスの一部となっている。
横目でエリナちゃんの様子を探りながら、ゆっくり語りかける。
「エリナちゃんはよく新宿に来るのかな?」
「そ、そうですね。友達と月に1回くらい来てますね」
「それは食事とか買い物とかかな?」
「はい。そんな感じです」
「それじゃあ、歌舞伎町とかにはあまり来ないのかな?」
「は、はい。こちら側はなんか怖くて…」
「うん。それが正解だと思うよ。この辺りをエリナちゃんみたいな可愛いコが歩いてたら、キャッチとかスカウトされて大変だと思うよ」
「え、そ、そんな…。か、可愛くなんかないです」
「エリナちゃんはそう思ってるかもしれないけど、周りの男は違うはずだよ」
「え?」
「もし同級生にこんな可愛いコがいたら、俺だったら絶対に告白して玉砕してるはずだもん」
「そ、そんなぁ…」
「いや、絶対にそうしてる! あ、でも安心してね。女性の嫌がることは死んでもできない性格だから、ストーカーとかになったりはしないよ」
「フフ、ほ、本当に優しいんですね」
「え?」
「い、色々気を使ってくれてありがとうございます」
「気なんて使ってないよ。ただ、楽しいだけだよ」
「あ、ありがとうございます」
そんな会話をしているうちに歌舞伎町を通り過ぎ、ホテル街に到着。
浴室が広くて清潔なラブホテルを選び、無事にチェックインすることができた。