このままでは中に出してしまいそうだったので、慌てて体を足元の方向に移動させる。
突然の動きにキョトンとするエリナちゃん。
ニュポン!
チンポがマンコから抜け落ちる。何が起こったのか分からないエリナちゃんは筆者の上に跨ったままだ。
だ、出してなるものかぁぁぁぁぁぁ!
まだまだ生マンコを味わいたかったので、射精を堪える。
だが、既に時遅し。
どぴゅどぴゅドピュピュっ!
マンコから引き抜いて5秒ほど経ったところで、勢いよくザーメンが飛び出てきた。
ザーメンが彼女のマンコに飛び散らないよう、左手の手の平でガードするのが精いっぱいだった。
ふぅ。
手の平とヘソの上がザーメンまみれとなってしまった。
エリナちゃんは事態を飲み込めず、不思議そうな顔でこちらを見ていた。
「ごめん!」
「え?」
「俺、イッちゃった」
「え?」
「ほら、俺のお腹を見て。ちゃんと外でイッたからね」
「は、はい」
「突然すぎてビックリしたでしょ? 俺もビックリしてるんだ」
「い、いいえ。大丈夫です」
ここで時間を確認すると、ホテルに入ってから既に2時間以上が経過していた。
まだまだシたりなかったが、もう1発するとなると終電を逃してしまうことになる。
そこで泣く泣くデートの終わりを告げることにした。
「本当にごめん。エリナちゃんのマンコが良すぎて、全然我慢できなかったんだ」
「そ、そんな謝らないでください」
「ね、このリベンジをしたいから、また会ってくれるかな?」
「は、はい」
こうしてLINEの交換を行い、再会を約束した。
その後、駅まで彼女を見送っていき、無事にデート終了となった。
そして数十分後。
帰宅した筆者は早速彼女にLINEすることにした。今日のお礼と来週にでもまた会いたいというデートの催促のためだ。
送る文章を何度も推敲してからポチっと送信。
しかし、5分経っても、1時間経っても「既読スルー」されたまま。
そして、翌日になっても、3日経っても彼女からの返信はこない…。
2011年に誕生したLINE。「既読スルー」という言葉の意味は知っていたが、今回初めてそれを経験した筆者。
メールの返信が来ないことより、「既読スルー」のほうが何百倍も悲しくてダメージがでかいということを実感できた。
グスン。
いったい何が原因なのだろう? 顔かなぁ。性格かなぁ。呆れるほどの早漏かなぁ。思い当たる節が多すぎるので、正解には辿り着けそうにない。
(文=所沢ショーイチ)