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お久しぶり、T子ちゃん。
あの後も、T子ちゃんとの記事を何回も読み直してるんだ。
その度に、また会いたいって心の底から思ってるよ。
ゴールデンウィークの予定はまだ白紙って感じなんだ。
遠出する予定もないので、ほとんど自宅で原稿を書いていることになりそう。
またT子ちゃんと会えるタイミングがあったら、なにがなんでも都合をつけるので、
気楽に連絡してね。
ずっと楽しみに待ってるよ!
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ゴールデンウィークはすでに何件かアポが入っていたが、とりあえず“いつでも大丈夫”と返信。もし予定がかぶれば、時間をズラしてダブルヘッダーになるだけだ。
しかし、結局この時は会うことはできなかった。あちらには家庭があり、そうそう気軽に上京できないのだろう。そうなることも想定していたので、さほどショックは受けなかった。
次にT子ちゃんから連絡が来たのは、7月上旬だった。
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ショーイチさん。
こんにちは。
なかなか連絡できず、ごめんなさい。
もしかしたら8月●日ぐらいに友人と東京に行くかもしれません。
その際、なんとか理由を付けて友人と別行動でき、ショーイチさんもその日予定が空いていたら…またトロトロにしてほしいです。
あ、先の話をして期待させといて、また先延ばしになるのも嫌ですよね(汗)
もしかしたら…ぐらいに頭の片隅に置いていただけたらなぁと思います。
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という内容だった。もちろんすぐにOKの返事を出し、約1カ月後の再会を楽しみに待つことにした。
そして、1か月が経ち、いよいよその日を迎えることになった。
数日前から何度もLINEでやり取り。彼女は地下鉄でこちらに向かうとのことだったので、どの改札から出るか指示。その改札前に、筆者は約束の5分前に到着した。
しばらくすると、改札から出てくるT子ちゃんを発見した。
会うのは5か月ぶりだったが、彼女の見た目はほとんど変わっていなかった。
元おニャン子クラブの会員番号40番・生稲晃子によく似ていて、なかなかセクシーな見た目なのだ。
見つけてすぐに、手を振りながら真っすぐ彼女に近づいていった。