部屋でふたりっきりになり、おしゃべりを再開させる。
「それだけ綺麗なのに、定期的にエッチする相手がいないの?」
「綺麗じゃないですよぉ。私なんて」
「こら! そんなに謙遜していたら、世の中の不細工なコに失礼だよ」
「えっ?」
「アユミちゃんみたいなコがそんなに自分のことを卑下しちゃダメだと思うよ」
「ご、ごめんなさい」
「俺のほうこそ熱くなってゴメン。ちょっと舞い上がっちゃってるんだ」
「どうしてですか?」
「だって、こんな綺麗で可愛いコと会ってるんだもの。舞い上がらないほうがどうかしてるよ」
「フフフ。やっぱり優しいんですね、ショーイチさんって」
「そ、そんなことより、エッチの相手には困らないんじゃない?」
「そんなことないですよ。会社と家の往復だけだから、そういう機会もないですし…」
「会社の男性から言い寄られたりとか」
「ないです、ないです! おじさんとオタクっぽい人ばかりなので」
「そうなんだぁ。それじゃあ、ムラムラすると困っちゃうね」
「は、はい」
「今日は思いっきり奉仕させてもらうから、楽しんでね」
「えっ?」
「見て分からない? 俺ってMなんだよ」
「そ、そうなんですか?」
「あっ! 安心してね。痛いのとか汚いのは嫌いだから。精神的なMってことなんだ」
「は、はい」
「だから、女性に尽くすことが死ぬほど大好きなんだ。今日はアユミちゃんをお姫様だと思って奉仕させてもらうからね」
「フフフ。そんなこと言われたの初めてです」
「うん、変だよね」
「ぜんぜん変じゃないです! ますます安心しましたから」
「信用してくれてありがとう。その思いは絶対に裏切らないからね」
「フフフ。楽しみです」
「あっ! でも誤解しないでね。俺ってチンチンは小さ目だし、テクニシャンでもなんでもないからさ」
「そんなの関係ないですよ。その気持ちが嬉しいです」
その後も10分以上おしゃべりしてから、アユミちゃんがシャワーを浴びることに。