ここで時間を確認すると、ホテルに入ってから既に1時間半が経過していた。帰り支度を計算すると、後1時間以内にはエッチを終わらせなければならない。
脳内でシミュレーション開始。あと40分くらい愛撫して、それから挿入すれば良さそうだなと考えていると、
「もう入れてください」
とねだられてしまった。まだまだしたい愛撫はあるのだが…。少し悩んでから素直に応じることに。ということで、ゴムを装着し、正常位で合体!
手マンでリサーチ済みだったので、一番敏感なポイントに亀頭を押し当て、ブルルルルと腰を振動させる。
ピストンではなく、あくまでも”振動“だ。少しでも長い時間挿入していたかったので、ピストンせずに快楽を与えるのが狙いだった。
このバイブレーションが効き、再びイッてしまうシオリちゃん。
そして、再び乳首イジりと同時にディープキスしながら、腰をのろりのろりと秒速1センチで動かす。
「もう、そろそろ俺もイキそうだよ」
「はい! ショーイチさんもイッてください!」
「このままゆっくり射精するね」
「えっ?」
「勢いじゃなくて、最後の瞬間までシオリちゃんのマンコを感じながらイキたいんだ」
「は、はい」
亀の歩みのようにゆっくりピストンしながら、「イクっ」と声をかけて射精した。
ふぅぅぅぅぅぅぅぅ。
射精している時間がいつもより長く感じた。
ラストスパートで高速ピストンしながら射精するのとは違い、全神経をチンコに集中させることができるので、気持ち良さも倍増するのだ。
しばらく余韻を味わってからカラダを離す。コンドームを外すと、それをシオリちゃんに見せてみた。
「ほら、こんなにたくさん出ちゃったよ」
「わっ、すごい量ですね」
「シオリちゃんのマンコがめちゃくちゃ気持ち良かったからだよ。ありがとうね」
「ショーイチさんに喜んでもらえて、嬉しい…」
ピロートークを楽しんだ後、帰り支度をしながらLINEを交換。再会をきつく約束した。その後、新宿駅まで彼女を送っていき、デートは終了した。