「あ、ありがとう。そう言ってもらえて、ものすごく嬉しいよ」
「私もです。思いきってサイトに登録して本当に良かったです」
「そこまで思ってもらえるなんて、光栄だなぁ。こうなったら、シオリちゃんにトコトン気持ち良くなってもらいたいよ」
「あ、ありがとうございます」
「正直に教えてほしいんだけど、シオリちゃんはどんなエッチが好きなのかな?」
「えっ?」
「いきなりストレートでゴメンね。でも、どうせエッチするんだったら、シオリちゃんの望むようなものにしたいんだ」
「あ、ありがとうございます」
「どんな変態チックなお願いでも喜んで引き受けるから、安心して教えてね」
「そ、そんな変なことはないです。ただ、たくさん求められたいだけで…」
ここで改めてシオリちゃんの顔をマジマジと見つめる。実は、出会ってからここに至るまで、彼女の揺れるおっぱいばかり見ていた。
か、カワユスなぁ…。
彼女の顔はフリーアナウンサー・川田裕美を丸くした感じで、愛くるしかった。
こんな女性に「たくさん求められたい」と言われるなんて、筆者はなんて幸せ者なんだ。
彼女に聞きたいことはまだまだあった。旦那との普段のエッチはどうなのか、旦那とのセックスでエクスタシーに達しているのか、旦那はちゃんと愛撫しているのか…。
しかし、ここで配偶者の存在を思い出させるのは悪手だろう。この密室にいるのは、ただのオスとメスだ。お互いの立場など関係なく、
本能の命じるままに求め合うしかないのだ!
その後、別々にシャワーを浴び、ベッドインすることになった。
「それじゃあ、俺のほうから愛させてもらうね」
「は、はい」
「キスマークとかは絶対につけないから安心してね」
「あ、ありがとうございます」
「ほら、そんなに緊張しないで」
「で、でも恥ずかしいです」
「だったら、ずっと目を瞑っていればいいよ。俺を信じて、全身の力を抜いてごらん」
「は、はい」
おしゃべりによって緊張を解いたつもりだったが、またガチガチに緊張してしまうシオリちゃん。
ふたたび会話で緊張をほぐすという方法もあったが、ここまで来たら実力行使だ。そう、
愛撫の気持ち良さで彼女をリラックスさせるのだ!