ふみかチャンはスレンダー体型で、身長は150センチあるかないか。黒髪セミロングで、かなり薄目の化粧だった。
顔はグラドル時代の秋山莉奈っぽくて、ちょっと面長な気もしたが、充分過ぎるくらい可愛いかった。
ばっちり化粧していればそれなりの年齢に見えたかもしれないが、薄化粧程度だったので幼く見えてしまった。
「それにしても若く見えるなぁ。補導されたりしない?」
「たまぁにですよ。でも、ここ1年くらいはないですね」
「そうなんだぁ。もしかして、若く見られるの嫌だったりする?」
「そんなことないです。逆に嬉しいくらいですよ」
「それなら良かった。予想以上にふみかチャンが小っちゃくて可愛いから、ビックリしたよ」
「あ、ありがとうございます」
「ねぇ、ふみかチャン。俺みたいなので大丈夫?」
「えっ?」
「ほら、予想以上にエロそうでしょ。引いたりしてない?」
「そんなことありませんよ。とっても優しそうで嬉しいです」
「それじゃ、このままホテルに向かっていいのかな?」
「はい!」
こうしてホテル街に向かうことになった。
しかし、油断はできない。50過ぎのスケベ面したオッサンと、JCでも通用してしまいそうなふみかチャンのツーショットは、犯罪の匂いすら漂う。
そこで、いつもより距離をとって歩くことにした。と、その前に、そのことをふみかチャンに不審がられないよう言い訳する。
「ふみかチャンはよく池袋とか来るのかな?」
「はい。バイトに行く時の乗り換え駅です」
「そうなんだぁ。じゃあ、万が一知り合いに見られても大丈夫なように、少しだけ離れて歩こうか?」
「はい。そんなところまで気を使ってくれるんですね」
「せっかくこうやって会えたんだから、ふみかチャンに嫌な思いはしてほしくないんだ」
「本当に優しいんですね。嬉しいです」
5分ほど歩くと、目的のホテルに到着。少々料金の高いところだったが、一刻も早くエッチしたかったので仕方ない。
チェックインし、部屋でふたりきりになる。
「ふみかチャンは、どんなエッチが好きなの?」
「えっ?」
「ほら、サイトに“ラブラブな感じで楽しみましょうね”って書いてたでしょ。もう少し具体的に教えてほしいんだ」
「そうですねぇ。たくさんペロペロしたり、されたり…とかですね」
「俺もそういうエッチ大好き!! たくさんペロペロさせてね」
「はい。わ、私にもペロペロさせてくださいね」
「ありがとう。いま、俺、一瞬イキそうになっちゃったよ」
「えっ?」
「嬉しくて、精神的にってことだからね」
「は、はい」
「ちなみに、どこをペロペロされるのが好きなの?」
「そ、それは…」
「恥ずかしがるってことはアソコかな? クリトリスとか?」
「…はい」
「じゃあ、ふみかチャンがギブアップするまで舐めちゃうね」
「えっ?」
「放っとくと俺は何時間でもペロペロしちゃうから、満足いくまで楽しんでね」
「フフフ。ちょっと楽しみ! でも、私もペロペロしますからね」
「うん! 俺も楽しみにしてるよ」