【ネットナンパ】「ま、またイキそうです」愛液を飛び散らせながらイキまくる三十路OL

 その匂いにたじろいでいると、

「もう入れて」


 と挿入を促された。

これぞ渡りに船!


 一旦カラダを離してコンドームを装着すると、正常位で合体した。

 ヘコヘコ腰を振りながらキスしようとすると、顔を背けられた。

 マンコを舐めた口とキスするのに抵抗があるのだろう。

 なんとも扱いが難しいアカリちゃん。会社で浮いている存在だと言っていたが、性格によるところもありそうだ。

 こちらのテンションは下がる一方だったが、別人格の愚息はお構いなしに昇りつめていく。

 いつもなら早漏を避けるべく、あの手この手で抗うところだ。しかし、すでにアカリちゃんを数回イカせているので、発射しても問題ないだろう。


「もう我慢できない! イクよっ」


 声をかけてからラストスパート。


ふぅ。


 挿入時間は1分もなかった。


「ごめんね。あっという間に発射しちゃったから、全然気持ち良くなかったんじゃない?」

「そ、そんなことないですよ。何度もイッちゃったし…」

「それなら良かった。それじゃあ、先にシャワー浴びてきなよ」


 ピロートークする気力がなかったので、さっさと終わりを告げた。

 その後、あまり会話も盛り上がらないまま、帰り支度を済ませる。

 そして、駅の近くまで彼女を送っていき、デートは終了した。

 結局、連絡先の交換も、再会の約束もせずに終わった。なんとも中途半端なカタチだ。

 しかし、後腐れのないエッチなんてこんなもんだろう。毎回のように相手に惚れるわけにはいかないのだ。

 アカリちゃんと別れた後、喫煙所に直行して一服。ゆっくり2本吸ってから、駅に向かう。これだけ時間をあければ、駅の構内で彼女と鉢合わせすることもないだろう。

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