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 N子ちゃんは、先走り液でズブ濡れとなった愚息の先端を、躊躇することなくペロペロ舐めまわした。

 経験不足は明らかで、決して上手だとは言えなかった。しかし、愛情だけは溢れんばかりにあり、思わずキュン死しそうになる。


「も、もうダメ! それ以上舐められたら馬鹿になっちゃう!」


 強引にフェラを中断し、起き上がる筆者。


「ゴムを着けるからちょっと待ってて」


 そう言ってから、ベッド脇のカラーボックスに用意しておいたコンドームを装着。

 N子ちゃんに仰向けになってもらい、挿入の前にもう一度クンニを開始した。

 これは濡れ具合を確認するためだったのだが、乾くことなくズブ濡れ状態だった。これならすんなり挿入できそうだ、と一安心。


「それじゃあ、入れるね」


 正常位の体勢でチンコをゆっくりと挿入していく。


「い、痛っ! 痛いです!!」


 半分ほど挿入したところで、N子ちゃんはそう声を上げた。

 たっぷりクンニし、手マンで内部をほぐしていたのだが、それでも足りなかったようだ。


「久しぶりのエッチだから痛いんだね。ちょっとだけ我慢できそう?」

「む、無理みたいです。す、すごく痛くて…」

「それじゃあ、このまま動かさずにじっとしてるね」

「は、はい。ごめんなさい」


 N子ちゃんがチンコを迎え入れるのは、まだ10回未満。筆者の愚息は日本人平均以下のサイズだが、それでも痛がるのはよほどのことだろう。

 上半身を密着させ、ディープキスしながら様子をうかがう。


「どう? まだ痛いかな?」

「さっきよりは平気ですけど、動かれると痛いです」

「それじゃあ、これ以上は挿入しないね。先っぽだけをゆっくり動かしてみるよ」

「は、はい」


 結合部を凝視しながら腰を前後に動かしてみる。

 勢いあまって根元まで挿入しないよう自制するのが大変だ。

 N子ちゃんの眉間には縦じわが深く刻まれたままで、苦痛に耐えている感じだった。


ご、ごめん! N子ちゃん!! いまさら後には引けないんだ!!

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