「フフフ。私が動いてもいいんですか?」
「うん。でも、マンコの締めつけが強すぎるから、ゆっくり動いてね」
「は、はい」
おっかなびっくりといった感じで腰を上下に動かし始めるT子ちゃん。
もしかしたら、騎乗位に慣れていないのかもしれない。
だが、数分もするとコツをつかんだようで、リズミカルにピストンを繰り出してきた。
「あっ、ごめん。やっぱりムリみたい」
「え?」
「き、気持ち良すぎて、全然我慢できないよ!」
「いいんですよ。たくさん出してください」
「あ、ありがとう。それじゃあ、最後は正常位でイキたいな」
さっきと逆のムーブで正常位に戻り、ラストスパートをかける。
ガガガガガガガガッ!!
高速でピストンし、「イクよ」の掛け声とともに射精した。
ふぅ。
いつもの2倍くらい射精が続いたような感触だった。
初対面の女性を相手に、こんな満足感の高いセックスができたのは初めてだ。
しばらく余韻を味わってからチンコを引き抜き、コンドームを処理する。
そこにT子ちゃんがにじり寄ってきた。
「お口で綺麗にしてあげますよ」
おいおいおい、いくらなんでもそれはAVの観過ぎじゃないか?
突然の申し出に脳内がフリーズしてしまった。
いまここでお掃除フェラをされようものなら、彼女が嫌がろうとも2回戦目に突入するしかない。理性が吹っ飛んでしまい、無理やり生挿入してしまう可能性も…。
それに、もうそろそろ彼女の帰宅時間だ。だから、ここでお掃除フェラをされるわけにはいかない。
「あ、ありがとう。その気持ちだけで十分だよ」
「えぇぇ? 舐めたかったですぅ」
「それは次のデートのお楽しみにしておかない?」
「え?」
「もしT子ちゃんさえ良かったら、またいつでも誘ってよ」
「本当ですか?」
「うん。T子ちゃんの前では嘘はつかないよ」
「フフフ。嬉しいです♪」
その後、慌ただしく帰り支度をして駅に向かった。
「それにしても、本当に全身がスベスベだったね。触っているだけですごく気持ち良かったよ」
「えっ、本当ですか? 良かったぁ」
「普段からスキンケアとかしてるの?」
「実は今日のために、この半月、頑張ってクリームを塗りこんでたんです」
「クリームってボディクリーム?」
「はい! ショーイチさんに喜んでもらいたくて…」
「嬉しいなぁ。でも、肌質とか関係なしでまた会いたいから、あまりスキンケアにこだわらないでね」
「はぁい」
再会を固く約束し、改札口付近で別れた。
その40分後、T子ちゃんからメールが届いた。