ネプリっ!
なんと、こちらの足の親指を口に含み、舌先で先端から根元まで舐めまわしてきたのだ!
「あ、アンっ!」
この突然の愛撫に、筆者の内なる乙女心がうずいた。
恥ずかしさと驚きとくすぐったさと気持ち良さが同時に襲ってきて、何がなんだか分からない。
首を左右に振りながら戸惑っていると、指の付け根をレロレロレロロと舌先で舐めまわされた。
「そ、それ、気持ちいいよぉぉ」
「フフフ。ショーイチさんの指、とっても美味しい!」
この言葉に、ガツンとバール状のもので後頭部を殴打されたようなショックを受けた。
旦那と別れて俺と結婚してくれっ!! そして毎朝・毎昼・毎晩、俺と愛し合ってくれ!!
そう喉元まで言葉が出てくる。愛したがりで愛されたがりの筆者にとって、これほど嬉しいことはないのだ。
T子ちゃんは、両足の指10本すべてを同じように愛してくれた。
“俺の虜にしてやるぜ”と意気込んでいた筆者だが、逆に彼女の虜になってしまった格好だ。
その後、T子ちゃんはようやくフェラチオの体勢を取ると、顔をチンコに近づけ、クンカクンカと匂いを嗅いできた。
「フフフ、ショーイチさんのいい匂い」
先走り汁がダダ漏れしていたのに、いい匂いだと言ってくれるT子ちゃん。
そして彼女は、おもむろに根元まで咥え込んできた。
「アンっ、ダメッ! そ、そんなに愛されたら、も、もう出ちゃうよ!」
「フフフ。それじゃあ、そろそろ入れてくれます?」
「ちょ、ちょっと待って! 入れる前にもう一度T子ちゃんのマンコを舐めたいよ」
「えっ? まだ舐めてくれるの?」
「うん。だからシックスナインで舐めっこしようよ。ね、お願い!」
こうしてシックスナインが始まった。
自分の愛情のほうが優っていることを相手に伝えようとするかのように、互いが激しく愛撫する。
50歳にして1日5回発射できる筆者だが、T子ちゃんが相手だったら間違いなく記録を更新できそうだ。
そんなシックスナインを10分近く行なったあと、いよいよ挿入タイムとなる。