「それじゃあ、そろそろ入れるね」
「は、はい」
彼女の視界に入るようにしてコンドームを装着。これも安心して挿入を受け入れてもらうための気遣いだ。
彼女に仰向けになってもらい、正常位で挿入する。
くーっ、気持ちいぃぃぃぃっ!!
根元まで挿入してから、感触を味わうために石のように固まっていた筆者。
マンコ内部の肉がヒクヒクと収縮を繰り返し、スグにでも発射に導かれてしまいそうだった。
「と、とっても気持ちいいよ」
「わ、私も気持ちいいです」
「それじゃあ、ゆっくり動かしていくね」
「は、はい」
シャワーを浴びる前にシコッたのに、キンタマはもうパンパンに膨れ上がっていた。精巣がギュルルンギュルルンとフル回転して、ザーメンを製造し続けているのだろう。
ピストンを始めて数秒もしないうちに、ザーメンが精管を上ってきたのが分かった。
こ、このままじゃダメだっ!!
発射の前兆を察し、腰の動きを止める筆者。
突然の静止にキョトンとするミツキちゃん。
この気まずい雰囲気を誤魔化すため、顔を近づけてキスしようとする。すると、
ふいっ!
キスの動きを察したのか、ミツキちゃんは顔を背けた…。
へ、下手こいたぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!
これはもうアレである。アレしか考えられない。
さっきまで肛門を舐めまわしていた唇や舌でキスされることを拒絶したのだ。
ある程度気心の知れた関係だったら、拒絶されることはまずない。
しかし、いくらこちらが思いを込めていても、今回ふたりは初対面だ。
ミツキちゃんのこの反応は、至極当然。筆者の熱すぎる思いが空回りしてしまった恰好だ。