「いやぁ、驚いちゃったよ」
「え?」
「まさか、こんなモデルみたいに綺麗なコが来ると思ってなかったからさ」
「そんなことないですよぉ」
「いやいや、あるって! 読者モデルにスカウトされたことあるんじゃない? それとも実際にモデルをしたことあるとか」
「ないですよぉ~。いきなりすごく褒めてくるんですね」
「褒める? そんな器用な真似なんてできないよ。見たまんまのことを言ってるだけだよ」
「フフフ。誰にでもそう言ってるんじゃないですか?」
「言うわけないよ! 可愛くないコに“可愛い”だの“綺麗”だの言ったら失礼だし…」
「そういうものですか?」
「うん。だって、勘違いさせたら相手に悪いと思うんだ。だから、俺は正直な感想しか言わないよ」
「あ、ありがとうございます」
上目遣いでこちらをまっすぐ見ながら話すララちゃん。近くで見ても本当に可愛いタヌキ系で、エロいオーラもあった。
このコのアナルなら、シャワー前でも舐められるぜっ!!
平静を装って会話していたが、内に秘めたもうひとりの自分のテンションがグングン急上昇。“1度きりの関係で終わらせてたまるか”と意気込み、彼女が今までに味わったことのない快楽を与え続けようと思うのだった。
「あっ、そうだ! 俺みたいなので、ララちゃんは平気かな?」
「はい。むしろ実物を見て安心しました」
「えっ、嘘? 安心したの?」
「はい。すごく優しそうだし…」
「優しいのは間違いないよ。でも、その何百倍もエッチだよ」
「望むところです♪」
「あ、ありがとう。それじゃあ、ホテルに向かおうか?」
「はい」
こうして、アルタ前からホテル街に向かって歩き始めた。
その道中、世間話をしながら気になっていたことを聞く。