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 しかし、さらにチンコを押し進めようとしても、内部の圧力がそれを許してくれなかった。


ギチチチチチっ。


 彼女が挿入を拒んでいるのではなく、マンコの狭さがそうさせているのだろう。

 トワちゃんの顔を見ると、眉間に縦じわが刻まれていて、明らかに痛みに耐えていた。


「やっぱり痛いかな?」

「ご、ごめんなさい。これ以上入れられると痛くなりそうです」

「了解。それじゃあ、これ以上は入れないよ」

「ほ、本当にごめんなさい」

「謝ることないって。無理させたくないから、すぐに発射しちゃおうか?」

「は、はい。お願いします」



にゅぽにゅぽにゅるっぽ!


 亀頭だけをゆっくり出し入れするピストン運動を3回行ったところで…、


ふぅ。


 こういう時は早漏体質が大いに役立ってくれる。リミッターを外すことで、すぐに射精することができるのだ。

 射精後、少しだけ余韻を味わってからチンコを引き抜く。そして、トワちゃんに見えるところでゴムを処理した。


「ありがとう。無事にエッチできてうれしいよ」

「あ、あの、本当にゴメンなさい」

「だから謝らないで! ほら、俺もしっかりイケたからさ」

「それならいいんですけど」

「もっともっと時間をかけて愛撫するべきだったね。俺が焦ったのがいけなかったんだ」

「そんなことないです! こんなにたくさん愛撫されたのは初めてでした」

「うん。きっとまだ回数が少ないからかもね。もっともっとエッチすれば、チンチンを奥まで入れても大丈夫になると思うよ」

「は、はい」


 その後、別々にシャワーを浴びて帰り支度を始める。その最中に連絡先を交換し、再会を約束することにも成功した。


「もしまた会えるのなら、次はローションを使ってみようか?」

「ろ、ローションですか?」

「うん。滑りがよくなるから、あまり痛みを感じないと思うよ」

「そういうものなんですか」

「また誘ってくれたら俺の方で用意するから、気軽に連絡してね」

「は、はい」


 ホテルを出て、駅の改札口までトワちゃんを見送り、デートは終了した。

 果たして彼女から二度目のデートのお誘いは来るのだろうか。愛撫で数回イカすことには成功したので、今回のデートは大失敗ではなかったはず。

 次のチャンスがあれば、ローションぬるぬるエッチで彼女をイカせてみたいものだ。そのためにも、妄想を兼ねたシミュレーションを念入りに行っておくべきだろう。

 いつトワちゃんからお誘いがあっても大丈夫なように、これからしばらくは常にローションを携帯するつもりの筆者なのであった。

(文=所沢ショーイチ)

 

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 どうやら平成最後のクリスマスも“ぼっち”で過ごすことになりそうな筆者。しかし、今さらじたばたする気はない。恋愛が成就した経験がなく、素人童貞を長年患っているので、独り身の生活に何の違和感も覚えなくなっているのだ。

 寝ても覚めてもセックスのことばかり考えている筆者。仕事や衣食住なんてものは二の次で、常にセックスを優先させて生きているのだ。

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