この書き込みを発見したのは、15時01分だった。
彼女が書き込んでから3分しか経っていないにもかかわらず、受付メール数は「7/15」と、すでに7人もの男性ユーザーがアプローチしていた。
未成年による書き込みは、やはり人気が高い。なんだかんだ言っても、若いマンコが好きな男性が多いのだろう。
マンコに貴賤はないと思っている筆者は、18歳の小娘のマンコも五十路女性の使いこまれたマンコも同じように愛しているつもりだ。
とはいえ、“癒し系の優しいお兄さん”なんて書かれたら、黙ってはいられない。これは、筆者を名指ししているようなものではないか!
ということで、さっそくサヨコちゃん宛にファーストメールを書き上げる。
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こんにちは、サヨコさん。
都内の会社員のショーイチ・38歳です。
さきほどサイトでサヨコさんの書き込みを見ました。
イケメンでもないしお金持ちでもないけど、優しさだけは自信あります!
是非、サヨコさんと楽しい時間を過ごしたいです。
あ!
お返事もらえたら私の写メを送りますね。
それを見てもらってからでいいので、検討してもらえたら嬉しいです。
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この未成年のサヨコちゃんを狙って、ライバルが殺到しているのは明らかだった。それでも、筆者には勝算があった。
出会える系サイトをよく使う男性ユーザーは、筆者と同じようにファーストメールのフォーマットをいくつか用意している。コピペして送信することにより、手間暇をかけずにアタックしているのだ。
だが、こうしたコピペ作戦は、結構見破られ易かったりする。そう、数多くの男性ユーザーからアタックを受けている女性側も自然と目が肥えてくるものなのだ。
だから、今回のような激戦が想定される場合、“ひとひねり”が必要となってくる。
そこで、わざわざ相手の名前を3回もメール内に書き込んだのである。たったこれだけのことでコピペ色は薄くなり、相手に与える信用も大きくなる。
さらに、こちらから写メを送ると提案したのもポイントだ。自ら写メを送ると言い出しているのだから、それなりに見られる容姿なのだろう、と相手が勘違いしてくれるものなのである。
こちらの狙いがはまったのか、あっさりサヨコちゃんから返信が届いた。ここまでくれば、勝利したも同然だ。
その後、数回のメールのやり取りがあり、待ち合わせの約束は成立した。