【ネットナンパ】人生2回目のエッチ! 高身長アスリート系ボディの専門学生18歳!!

 待ち合わせ場所では先手を取られペースを乱したが、冷静さを取り戻し、ここで改めて彼女の容姿を確認することにした。

 アイカちゃんの顔は、かつて女子バレーで人気を博した「メグカナ」の大山加奈に似た、清潔感あふれる可愛い感じだった。

 髪型は、モード系のお店で働く女性店員を想像させるショートヘアー。うなじの部分がうっすらと刈り上げられていて、80年代中盤にヒットした「夜霧のハウスマヌカン」を思い出してしまった。

 ブティックの店員に憧れて…なんてことないだろうし、体育系の部活に所属していた可能性が高そうだ。

 そこで、ちょっと遠回しに探りを入れてみることにした。


「アイカちゃんの歩き方って、カッコイイね」

「えっ? そうですか?」

「背筋がピンとしていて、絵になってるよ。何かスポーツでもしてたのかな?」

「今はしてないけど、高校の時は陸上部でした」

「そうなんだぁ。足が長いから走るのも速そうだね」


 短い髪は、やはり部活動のためだったかと納得した。

 それはさておき、後頭部を刈り上げている女性を見ると、筆者はどうしてもワカメちゃんを連想してしまう。

 だから、そういう女性とエッチをする時は、なるべく刈り上げを見ないですむ体位を選択していたりする。


「ショーイチさんって、女の子としゃべるの慣れてそうですね」

「ど、どうしたの急に?」

「だって、会話が途切れないじゃないですか」

「これでも頑張ってるんだよ。普段は女の子しゃべる機会なんてほとんどないんだから」

「えぇっ、そうなんですか?」

「うん。仕事の間はずっとパソコンの前に座りっぱなしだから、本当は人としゃべるのが苦手なんだ」

「ウッソ、全然そんな風に見えないですよ」

「もし俺がずっと黙ってたら、不気味で怖いでしょ?」

「そ、そうですね」

「だから、頑張ってるんだよ」

「フフフ、でもあまり無理しなくていいですからね」

「うん。ありがとう」


 アイカちゃんとの年齢差は30歳以上あるが、会話の端々でタメ口が出始めていた。これは、こちらに気を許してくれた証拠だろう。

 こんな会話をしているうちにホテル街に到着。いつも利用している中級クラスのラブホテルにチェックインして、部屋でふたりきりとなる。


「ところで、アイカちゃんはこういうサイトでよく遊んでるの?」

「遊んでないです」

「えっ? じゃあ、遊ぶのは俺が初めてなの?」

「サイトに登録したのは今年の4月なんだけど、なんか実際に会うのは怖くて…」

「うん、うん。見ず知らずの男に会うんだから、怖いと思うのは当然だよ」

「ですよね。何度か募集したんだけど、どうしても会う気になれなかったんです」

「そうなんだぁ。でも、どうして今日は俺に会う気になってくれたの?」

「だって、優しそうだし…。それに画像も送ってくれたから…」

「それで安心そうだと思ってくれたんだ?」

「そういうことですね」

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