【ネットナンパ】人生2回目のエッチ! 高身長アスリート系ボディの専門学生18歳!!

 5分ほど経ったころ、アイカちゃんから返信が届いた。


よっしゃ! 今日も勝ったぜ!


 並みいるライバルを蹴散らし、勝利を確信。ここまで来たら、ほぼ100パーセントの確率で会うことができるからだ。

 さっそく写メ付きのメールを送り、サクッと約束が成立した。


なんだかんだ言っても、10代の女の子の書き込みを目にすると、条件反射的に指先が動いてしまうなぁ…。


 待ち合わせ場所は、新宿アルタ前。約束の数分前に到着し、すぐにアイカちゃんらしき女性を発見した。

 実は、彼女のプロフィールページに「身長170~174cm」とあり、案の定、周囲より頭ひとつ大きくて目立っていたのだ。

 まっすぐアイカちゃんに近づいていくと、途中で彼女と目が合った。どうやら向こうもこちらのことを見つけてくれたようだ。

 そのまま彼女の目の前まで行き、声をかけようとする。しかし、先手を取られてしまった。


「あっ! ショーイチさん?」

「う、うん。アイカちゃんだよね? よく俺だって分かったね」

「だって、貰った写メのまんまじゃないですか。すぐに分かりますよ」

「そ、そっかぁ」

「ショーイチさんこそ、よく分かりましたね」

「メールで服装を教えてもらっていたから、一目見て分かったよ」


 本当はズバ抜けて高い身長のおかげで分かったのだが、もちろん、そんなことは伝えない。もし彼女が高い身長にコンプレックスを感じていたら、傷つけてしまうことになるからだ。

 しかし、こちらのそんな気遣いは、無用だった。


「フフフ、それにこの身長ですからね。やっぱり目立ってました?」

「うーん、いい意味で目立ってたよ。モデルさんみたいだからさ」

「モデル? それ褒めすぎですよぉ」


 かなりノリのいいアイカちゃん。身長のことは一切気にしていない様子だった。

 会話中、さりげなく彼女の足元を確認すると、ほとんどヒールのないぺったんこな靴だった。

 その状態で筆者より少し背が高いということは、実際の身長は172から174センチくらいか。もしヒールの高い靴だったら、見上げてしまうくらい身長差があったはずだ。


「ここで立ち話もあれだから、歩きながら話そうか?」

「はぁい」


 こうして、アルタ前を離れ、ホテル街に向かって歩き始めた。

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