当日、自宅からバスで新宿に向かったのだが、渋滞につかまってしまい、約束の時間に遅れそうになった。そこで、車内からレイコちゃんにメールを送ることにした。
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こんにちは、ショーイチです。
今、バスで新宿に向かってます。
ちょっと道が混んでいるので、もしかしたら数分くらい遅れるかもしれません。
時間がはっきり分かったら、また連絡しますね。
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すると、すぐにレイコちゃんから返信がきた。
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ちょっと早めに着いたので、本屋さんでぶらぶらしてます。
涼しい店内でのんびりしているので、焦らないでくださいね。
連絡もらってから、アルタに向かいます。
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このメールを打ったのは、約束の10分ほど前。すでに彼女は新宿に到着していたわけだ。
不細工なアラフィフのおっさんが女性を待たせてしまうなんて、本当に失礼な話だ。お詫びに、
たくさんマンコを舐めてご奉仕せねば!
そう決心する筆者。その後、バスはなんとか順調に進み、新宿に到着したのは、待ち合わせ時間ちょうどだった。
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今、バスを降りました。
後数分でアルタ前に到着予定です。
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そうメールし、小走りでアルタ前に向かう。
平日の夕方ということもあり、アルタ前には人待ち風の女性が数人いる程度だった。周囲に目を走らせ、見覚えのある顔があるかを確認する。
ピンっ!!
彼女が視界に入った瞬間、すぐに分かった。そう、レイコちゃんだ!
ゆっくり彼女に近づいていき、顔がはっきり分かる距離になると、記憶はさらに蘇ってきた。
彼女とは、出会える系サイト経由で会っていた。40歳前半の人妻で、旦那さんとはセックスレス状態、たしか高校生の息子がいたハズだ。
レイコちゃんの見た目は、女芸人・椿鬼奴をひとまわり地味にした感じ。スレンダー体型で、オッパイはCカップほどだったはず。マン汁は無味無臭で、他の女性より舐めやすかった、ということまで思い出すことに成功した。
さっきまで思い出せなかったので、再会に水を差してしまうのではと心配したが、これでひと安心だ。ほっとしつつ、声をかけた。
「レイコちゃん、お待たせ! 遅れてゴメンね」
「あっ、ショーイチさん! お久しぶりです」
「本当にゴメンね。待たせちゃって」
「大丈夫です。私が早く来ただけですから」
「それじゃあ、とりあえず歩こうか?」
「はい」
アルタの脇にある階段を降り、地下街を通ってホテル街に向かうことにした。