駅に向かいながら、小声で感想戦を行なう。
「大丈夫だった? 筋肉とか疲れてないかな?」
「はい。まだ気持ち良くて、なんだかフワフワしてます」
「今日はたくさんイッてたね」
「はい。前回もすごく良かったですけど、今日のほうが何倍も気持ち良かったです」
「俺もだよ。今からまたレイコちゃんを連れてホテルに行きたいくらいだもの」
「フフフ、本当ですか? そう言ってもらえて嬉しいです」
「今度は半年とかじゃなくて、すぐ誘ってもらえたら嬉しいな」
「は、はい」
「本当にいつでも構わないからね」
「あっ、そうだ! 次は私にホテル代を払わせてくれませんか?」
「え?」
「いつも甘えてばかりじゃ申し訳なくて…」
これはよくあるパターンだ。一方的に呼び出して気持ち良くなることに、少しばかり罪悪感を覚えるのだろう。ホテル代を支払うことで、その罪悪感を少しでも軽減させたいといったところか。
「ありがとう。それじゃあ、次のデートの時にお願いするね」
「はい!」
こうして駅の改札口まで彼女を送っていき、デートは終了した。
その後、筆者は駅の近くにある喫煙所で、数時間ぶりの一服。
くーっ! 生ハメエッチの後のタバコのなんて美味しいことか!!
ハードワークによる倦怠感もあったが、充足感でいっぱいだった。
今からレイコちゃんとの再会が楽しみで仕方がない。次回はコンドームを隠すという悪戯抜きでも生ハメができるはずだ。
この関係を10年も続ければ、彼女の生理もあがるだろう。そうなれば、中出しし放題のセフレになってくれるかもしれない。
そう考えると、将来が実に楽しみだ。レイコちゃんとは、細く長く関係を続けていきたいなぁ。
(文=所沢ショーイチ)