無駄な出費を抑えるため、歌舞伎町界隈で一二を争う激安ラブホを選んだ。
部屋に入るなり、タカコちゃんにシャワーを浴びるよう促す。これ以上彼女の愚痴話に付き合いたくなかったのだ。そして、窓を少しだけ開けてタバコに火を点けた。
ここに至るまでの気疲れで、愚息はずっと沈黙を保っていた。
果たして今日はやれるのか? もし、タカコちゃんがデブ貧乳だったら、怒りを抑えられそうにないなぁ…。
そんなことを考えながら一服していると、タカコちゃんが浴室から出てきた。
あれ? まだタバコの1本目を吸ってる途中だぜ? 何か忘れ物でもしたのか?
すると彼女は、「ショーイチさんもどうぞ」と促してきた。
おいおいおいおいおい!! ちゃんとマンコ洗ったのかよ!? 太ももやケツの肉をしっかり掻き分けてからじゃないと、洗えないハズだろがっ!!
思わず激怒しそうになったが、この“太った女性の烏の行水”は、出会える系サイト遊びの“あるある”とも言えた。
こうなったら、思いっきりクンニを手抜きするしかないな。そんな決意を胸に秘め、シャワールームに向かった。
部屋に戻り、室内を暗くしてからベッドイン。
「それじゃあ、俺のほうから攻めさせてもらうね」
「は、はい」
「痛いことや汚いことはしないから、安心してね」
「わ、分かりました」
必要最低限のことだけ伝えてから、まずは軽めのキス。
10数秒ほど唇を重ねてから、彼女が体に巻いていたバスタオルをはぎ取るべく、視線を走らせる。
ボンレスハムみたいだなぁ…。
辛うじてバスタオルはカラダを一周していたが、今にも張り裂けんばかり。クビレなんて皆無で、妊娠中期を思わせるような腹の膨らみが強烈だった。
た、頼む!! どうが鳩胸詐欺だけは勘弁してくれ!!
祈るような気持ちでバスタオルを取り去ると、中から現れたのは…
トンデモないボリュームのオッパイだった!
まずは一安心。着衣状態で爆乳だったとしても、脱がしてみたらC以下なんてことが日常茶飯事なのが、出会える系サイト遊び。タカコちゃんは見た目を裏切らない巨乳で、少なくともHカップ以上はありそうだった。