部屋でふたりっきりになったところで、さらに突っ込んだ質問をすることにした。
「それだけ可愛いんだから、いくらでも彼氏を作れるんじゃない?」
「そ、そんなことないです」
「だって、学校には男子も大勢いるんでしょ?」
「そうですね。男子が多い学部なので…」
「その男子たちは、Y子チャンに声をかけてこないの?」
「ないですね。みんな学業を優先している感じなので」
「それは変わってるなぁ。18、19の男なんて、性欲が服を着て歩いているようなものなのに」
「オタクっぽい人が多いのかもしれません」
「ああ、なるほどね」
筆者が学生のころ、とにかくセックスのことばかり考えていた。しかし、“若者のセックス離れ”が騒がれている昨今は、恋愛やセックスを面倒臭がる男が増えているのだろう。
「最後にエッチしたのって、どれくらい前なの?」
「えっと、3か月くらい前です」
「それって彼氏だったの?」
「微妙な感じでした」
「そうなんだぁ。ちなみに、今までの男性経験ってどれくらいなの?」
「ふ、ふたりです」
「そうなんだぁ。ところで、処女を捨てたのは?」
「半年くらい前です」
「へぇ。今までの人とのエッチは気持ち良かった?」
「それが、あんまりいい思い出がなくて…」
「そうなんだぁ」
なんと、筆者が3人目の相手だった。こんなの、
四捨五入したら処女みたいなものじゃないか!!
最初からヤル気に満ち溢れていたが、ますます興奮してしまった。
「じゃあ、今日は思いっきり気持ち良くなってもらえるよう頑張るね」
「は、はい。お願いします」
その後、別々にシャワーを浴び、ついにベッドイン。