待ち合わせ場所は、新宿アルタ前。先に到着した筆者は、その旨をY子チャンに連絡する。すると、「私も到着したところです。今日の私の格好は、赤いトップスを着ています」という返信が届いた。
辺りを見回すと、確かにその服装の女性が、こちらに背を向けて立っていた。Y子チャンに違いないと確信し、ゆっくり近づいていく。
すると、気配を察したのか、その女性が振り返った。
か、可愛いのぉぉぉ。
写メ以上に秋元真夏ちゃん似で、かなりキュートなY子チャン。
本人は残念なスタイルだと謙遜していたが、スレンダーな体型は清楚な顔立ちにマッチしていた。
ゴクリ。
生唾を飲み込んでから笑顔を作り、彼女に声をかける。
「お待たせ。Y子チャンだよね?」
「は、はい。そうです」
「初めまして。ショーイチだよ。今日はよろしくね」
「は、はい。こちらこそお願いします」
「ここで立ち話もアレなんで、歩きながら話そうか?」
「はい」
アルタ前からラブホ街に向かって歩く間、筆者は横眼で彼女を盗み見しながら、興奮しまくっていた。
俺は今からこの女子大生とエッチできるんだぁぁぁぁ!!
大声でそう叫んで、周囲の人々に自慢したくなった。そんな欲求を辛うじて抑え込み、Y子チャンとのおしゃべりを再開させた。
「ねっ、Y子チャン。実際の俺って、写メよりずっとエロそうでしょ?」
「え?」
「もし気持ち悪いと思ったら、遠慮しなくていいんだよ」
「そ、そんなことありません」
「大丈夫? 無理してない?」
「はい!」
「それなら良かった。じゃあ、このままホテルに行って構わないかな?」
「お願いします」
「ちなみに、この後、また学校に戻るのかな?」
「はい。5限があるので、15時過ぎには駅に着いていたいです」
「それじゃあ、絶対に遅刻しないように気をつけるね」
「すいません。なんだか慌ただしくなってしまって」
「謝ることないって。ちゃんと単位を取らないと、後になって大変だろうからさ」
「ありがとうございます」
そうこうするうちに、目的のラブホに到着。いつもよりグレードの高いホテルを選んだのは、言うまでもない。