クリちゃんまでイジったのは失敗だった。フユコちゃんが突然声をあげたことで、発射を堪える気持ちが消し飛んでしまったのだ。
ガガガガガガガっ!!
セックスの区切りをつけるため、ラストスパート開始。そして、「イクよっ!」と短くつぶやき、大量のザーメンをゴム内に吐き出した。
ふぅ。
しばし余韻を味わってからチンコを引き抜き、コンドームの処理を行う。フユコちゃんはベッドの上で大の字になったままで、胸を上下に動かしながら激しい呼吸を繰り返していた。
「だ、大丈夫? 疲れちゃったかな?」
「い、いいえ。ただ、起きる気がおきなくて…」
「うん。それでいいんだよ。でも、風邪をひくといけないから、布団をかけさせてね」
「あ、ありがとうございます」
ベッドの下にずり落ちていたかけ布団を引っ張りあげ、フユコちゃんの体にそっと掛ける。
「ショーイチさんって、すごいですね」
「え?」
「エッチの後なのに、こんなに優しくしてもらったの初めてです」
「な、なに言ってんの? こんなの優しいうちに入らないよ」
照れくさくなった筆者は立ち上がり、洗面台に向かう。そして、コビリついていたマン汁を洗い流した。
ベッドに戻ると、フユコちゃんの体に密着し横たわり、腕枕した。
「本当に大丈夫? まだハァハァいってるよ」
「だ、大丈夫です。まだアソコがジンジンしちゃって」
「強く舐めたりしてないつもりだけど、痛かったかな?」
「いいえ。すごく優しく舐めてもらってるのが伝わりました」
「それなら良かった。でも、強引に舐めたりしてゴメンね」
「そ、そうですよ! すっごく恥ずかしかったんですから!!」
「さっきも言ったけど、我慢できなかったんだ。フユコちゃんのアソコがあまりに美味しそうでさ」
「や、やだ」
「恥ずかしがることないって。実際に美味しかったんだからさ」
「も、もう、やだぁぁ」
筆者が想定していた流れでは、この休憩を挟み、2回戦にもつれ込むつもりだった。しかし、フユコちゃんの呼吸の乱れは、一向に収まりそうになかった。