タバコを2本ほど吸ったところで、クミちゃんがシャワールームから出てきた。
入れ代わりで筆者もシャワーを浴び、部屋に戻ると、クミちゃんは備え付けの小さい洗面台の前で歯磨きしていた。
それを横目で見ながらバスタオルで体を拭いていると、彼女は自分のカバンから携帯用の口内洗浄液を取り出し、ブクブクと念入りにクチをすすぎ始めた。
おっ! コイツ、やる気満々じゃん!!
イマイチ乗り気ではなかったが、この姿を見て嬉しくなった筆者もクミちゃんに負けじと念入りに歯磨き。こっちも口内洗浄液でさらに綺麗にしたいところだったが、安ホテルなのでそんなものは用意されてなかった。
するとクミちゃんが、
「あの、ショーイチさん?」
「ん?」
「よかったらコレ使います?」
と、自分の口内洗浄液を手に話しかけてきた。風俗嬢みたいだなぁと思いつつ、有難くその申し出を受けることにした。
こうして、お互い準備を整えたところでベッドイン。
「じゃ、俺の方から攻めていくね」
「はい」
軽めのキスから開始するつもりだった。しかし、唇が触れた瞬間、クミちゃんの舌先が筆者の口内に侵入してきた。
負けるわけにはいかない。舌先で彼女の舌を押し返し、彼女の口内へと挿しこんでいく。
そこからは一進一退だ。互いの舌をレロンレロンに絡め合い、ミント臭の強い唾液を交換しあう。
とろ~ん
この濃厚なディープキスに、すっかりメロメロになってしまう筆者。心の中で「大好きだよ」とつぶやきながら、キスを続けた。
そんなキスをしながら、右手で彼女のオッパイを優しく揉み始める。すると、クミちゃんが身体をモゾモゾ動かしながら話しかけてきた。
「し、下も触って…」
上体を支えていた左の肘を横にずらし、左手でオッパイを触れるようにする。その状態で右手をマンコに持っていく。キスを中断したくなかったので、かなり無理のある体勢だ。
※本サイト「メンズサイゾー」(https://www.menscyzo.com/)に掲載されているイラスト・写真・文章の無断転載を固く禁じます。