自信を取り戻した筆者は、そこから執拗なクリ攻めを開始する。
しかし、それから10分近く経ったところで、R子ちゃんに
「ご、ゴメンなさい。足がちょっと痛くなりました」
と言われてしまった。
「ゴメンね。ずっとこの体勢だったから疲れたでしょ?」
「は、はい」
ここで水分補給を兼ねた小休止をとることにした。
「どうかな? 気持ちいいって感覚になったかな?」
「ご、ゴメンなさい。まだ良く分からないです」
「うん、仕方ないよ。でも、不快な感じはしないでしょ?」
「はい。一生懸命舐めてもらえて、嬉しいような申し訳ないような感じです」
「それで十分だよ。でもこのままずっと舐めてたら、感覚がマヒして痛くなっちゃうかもね」
「そ、そういうものなんですか?」
「個人差もあるけど、ずっと同じところを舐めてたら、気持ち良さが遠のくかもしれないね」
「そ、そうなんですかぁ」
「じゃあ、今度は少しR子ちゃんが攻めてみようか?」
「え? 私がですか?」
「うん。今度は俺が下になるから、さっき俺がしてたみたいにしてくれる?」
「は、はい。やってみますね」
こうして、ベッドの上で仰向けになる筆者。
「じゃ、キスからしてみて」
「は、はい」
筆者の真似をしているのか、最初はソフトなキスから始めるR子ちゃん。
そして、筆者がクチを開けると、すぐにR子ちゃんが舌を差し込んできた。
クーッ、無理して頑張っちゃって。メンコイのぉ。
一生懸命に、生まれて初めて愛撫するR子ちゃんが、愛おしくてたまらない。
続いて、R子ちゃんは筆者の乳首を舐めようとするが、ムギュッと上半身をこちらに預けてきたので、少しばかり呼吸が辛くなってしまった。
これは、慣れてない女性の“あるある”のひとつ。本来、相手の乳首を愛撫する際は、肘や膝で自重を支え、相手に負担をかけないようにするのが正解だ。
しかし、処女のコや経験の少ない女性がそんなことを知るわけがない。ここは黙って我慢するしかないのである。
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