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夜遅くにゴメンなさい。
最初のメールにPCから返信していたのですが、
PCからのメールを受信拒否している場合もあるので、念のため携帯からも返信したワケです。
写メもありがとう! とっても可愛らしいじゃないですか!
ますますお会いしたくなりました。
取り急ぎ、私の写メを添付しますね。
こんな感じでもかまわなければ、実際に会うことを検討してください。
デートの後、R子さんが「会って良かった」と思ってもらえるような時間にしたいものです。
では!
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すると、10分もしないうちに返信が届いた。
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何度も何度も夜遅くごめんなさい!
私のメールが睡眠の邪魔になってないですか?
迷惑な様でしたら明日の朝また連絡します!
そうだったんですね…。
色々なものが不得意で…受信拒否になってるのかもどうやったら変えれるのかサッパリです。
でも、それを見越して連絡下さって本当にありがとうございます。
いや、自分の顔を鏡で見る度にゲンナリします…。
でも、お世辞でも嬉しいです、ありがとうございます!
写真添付ありがとうございます!
顔面偏差値Fでしたっけ? 嘘じゃないですか素敵です。
私こそ是非お会いしたいです。
あっ、すみません、詳細で伝え損ねていたのですが、■■県在住です。
そして、こんなにすぐに連絡いただけると思っていなかったので、早くに連絡し過ぎてしまったかもなのですが、
12月上旬に東京に行く予定があります。
もし宜しければその時に会っていただけたら、と考えています。
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添付した筆者の写メは、いわゆる“奇跡の”一枚というヤツで、何百枚も自撮りした中から厳選したもの。それでも内面から滲みでているスケベさが現れているものだ。
そんな写メに対し、お世辞であっても“素敵”だと褒めてくれたR子ちゃん。筆者はすっかりその気になってしまい、有頂天でやり取りを継続したのだった。
それにしても、気になるのは彼女の職業だ。あまり聞き慣れない職種だったので、メールのやり取りが一段落してからネットで検索してみることにした。
その職業は医療関係のもので、国家資格を必要とするものだった。地位や給与の面でいうと、医者と看護士の中間くらいといった感じだろうか。普通に生きていれば筆者とは一切無縁のお固い職業だったと判明したワケだ。
そして、半月が経過して、デート当日を迎えることになった。
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