その旨をR子ちゃんに伝え、ふたりして帰り支度を始める。
「なんだか慌ただしくなっちゃってゴメンね」
「こちらこそゴメンなさい」
「え? 何が?」
「ショーイチさんばかり苦労させちゃって…」
「そんなことないよ。すっごく気持ち良かったよ」
「で、でもぉ。私の身体、変じゃなかったですか?」
「全然変じゃないよ。アソコも美味しかったから、たくさんペロペロしちゃったし」
「え? そうなんですか?」
「いつもの倍以上時間をかけて舐めたつもりだよ」
「あ、ありがとうございます」
「これで、無事に処女を卒業できたね」
「は、はい」
「ちょっとだけアドバイスしてもいいかな?」
「はい」
「男が舐めてる時は、もう少し感じているアピールをしたほうがいいと思うよ」
「そ、そうなんですか」
「今日は初めてだったから無理もないけど、あまりに無反応だと男は挫けちゃうからね」
「は、はい」
「でも、無理にアンアンしなくてもいいんだよ。ハーハーって荒く呼吸するだけでもいいからさ」
「わ、分かりました」
「それだけで、男は喜ぶものだから、機会があったら試してみてね」
「はい」
その後、ホテルを後にして、駅の改札口までR子ちゃんを見送った。
「もし、またマンコを舐めてほしくなったら気軽に連絡してね」
「はい。今日は本当にありがとうございました」
「じゃ、今日はぐっすり寝てね」
こうしてデートは無事終了した。
※本サイト「メンズサイゾー」(https://www.menscyzo.com/)に掲載されているイラスト・写真・文章の無断転載を固く禁じます。