「ほら、R子ちゃん見て」
「え?」
「コンドームの先に白い液体が貯まってるでしょ?」
「はい」
「これがザーメンだよ。ちゃんとR子ちゃんのマンコの中に入れてる時に出したんだよ」
「はい」
「だから、これはちゃんとしたセックスだったんだよ」
「は、はい」
「これで処女卒業だね」
「あ、ありがとうございます」
コンドームを見せた後、処理し始める際に、ベッドの上に赤い染みが点々としているのを発見した。
こ、これは!
R子ちゃんのマンコを確認すると、ピタッと閉じた桃色の陰唇の間から、真っ赤な血がシトシトと流れていた。破瓜の血というヤツだ。
手にしたティッシュを軽くマンコに押し当て、処女喪失の証をR子ちゃんに見せる。
「血が出ちゃったね。痛くない?」
「アソコがジンジンしてて、痛いのかどうか分からないです」
「そっかぁ。今、動けそう?」
「は、はい。大丈夫です」
「じゃあ、シャワーで洗ってくるといいよ」
「はい」
「あっ、ボディソープをつけちゃ駄目だよ! シャワーの水流も弱めにしてね」
「わ、分かりました」
「あっ、ゴメン。そんなのR子ちゃんにしてみれば分かってたことだよね。釈迦に説法だったなぁ」
「そ、そんなことないです」
マンコをゴシゴシとボディソープで洗うような真似はご法度なんて、医療従事者のR子ちゃんに言うまでもないことだった。
その後、R子ちゃんがシャワーを浴び終えたところで、部屋に備え付けられている電話が鳴った。フロントからの連絡で、利用時間が後15分で終わるというコールだった。
※本サイト「メンズサイゾー」(https://www.menscyzo.com/)に掲載されているイラスト・写真・文章の無断転載を固く禁じます。