待ち合わせ場所で引き返さなくて正解だった。若いころの筆者は、こうした女性とのエッチのチャンスをたくさん逃しまくっていたことになる。いわゆる若気の至りってヤツだ。
こうなったら、トコトン彼女に尽くしてあげるしかない。そこで、もう少しリサーチすることにした。
「もしかして、ああいうサイトで出会うのって俺が初めてなの?」
「はい。昨日の夜、サイトに登録したばかりなので…」
「なにかきっかけでもあったの?」
「このままエッチの気持ち良さを知らないで死ぬのって、悲しいですよね? それに気付いてしまって…」
「エッチの気持ち良さって神様からの贈り物だから、知らないで死ぬのは悲しいよね」
「か、神様ですか?」
「あっ、誤解しないでね。俺は無宗教だし、後でツボとか数珠とかを売りつけたりしないから」
「フフ、でも素敵ですね。神様からの贈り物だなんて…」
「だから、今日はふたりで一緒に気持ち良くなろうね」
「はい♪」
なんて可哀そうなんだ。愛撫もせずにチンコを挿入するという彼女の旦那に、怒りすら感じてしまった。
まぁ、彼女の旦那のような男が世の中に少なくないおかげで、こうして人妻とのエッチを楽しめるわけでもあるが…。
その後、別々にシャワーを浴びてから、ベッドインとなった。
「じゃ、俺のほうから攻めるから、安心して身体の力を抜いてね」
「…はい」
「それと、痛かったり嫌なことがあったらスグに教えるんだよ」
「はい」
数秒ほど彼女の目をジッと見つめてから、軽めのキス。チュッチュ、チュッチュと何度も繰り返しながら、彼女が身体に巻いていたバスタオルをはぎ取る。
ワカナちゃんのオッパイは、スレンダー体型に相応しいAカップほどだった。今日のテーマは彼女に“性の喜び”を知ってもらうことなので、乳のサイズなんてどうでもいい。
軽めのキスを終えた後、オッパイを愛撫することに。
唇と舌を使い、乳房と乳首を交互に刺激する。最初はフェザータッチで始め、徐々に力を込めていく。
間違っても痛みを与えないよう、唾液をコントロール。脳内で酸っぱい梅干しを思い浮かべ、必要以上に唾液を分泌させる。その唾液をローション代わりにし、オッパイを愛撫し続けた。
「くふぅ」
「大丈夫? 痛くなったらスグに教えるんだよ」
「ぜ、全然痛くないです。ただ、嬉しくて嬉しくて…」
「え?」
「こんなに優しくしてもらったことがないので、どうしたらいいか分からないです」
「分からなくていいんだよ。何も考えないで、頭の中を空っぽにしてごらん」
「は、はい」
そこからさらにオッパイ愛撫を続行。片方の乳首をクチで、もう片方を指先で愛撫するという同時攻撃だ。
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