「だって、エナちゃんのアソコがすごく良かったんだもの」
「私も、すごく良かったです」
「本当はもっと入れてたかったんだけど、急にマンコが締まったから我慢できなかったんだ」
「そうなんですか」
「よく締りがいいねって言われない?」
「い、いいえ」
「それに、さっき下から腰を使ったでしょ?」
「え?」
「ほら、俺が動いてない時、下からグネグネしてたでしょ?」
「わ、分かんないです」
「そっかぁ。じゃあ、無意識だったのかもね」
「や、やだ。恥ずかしいです」
「恥ずかしがることないよ。夢に出てきそうなくらい気持ち良かったよ」
その後、しばらくベッドの上でまどろみ、それから帰り支度を始めた。着替える際、またエナちゃんが恥ずかしがったので、筆者は玄関を見つめて待った。
無事に連絡先の交換を終え、再会を約束することにも成功。駅の改札口まで彼女を送っていき、デートは無事終了した。二度目のデートが実現する可能性は、五分五分といったところだろう。
駅に向かう途中、エナちゃんは「こんなにペロペロしてもらったの初めてでした」と言っていたので、次回も狂ったようにマンコを舐めてあげるつもりだ。ホテルに行く前にランジェリーショップに寄るのもアリかもしれない。そこでお揃いの下着を買ってあげれば、セフレ関係に持ち込みやすくなりそうだ。そんなことをアレコレ考えながら、帰路についた。
そういえば、駅弁ファックのことをすっかり忘れていた! 彼女くらい細くて軽いコなら、非力の筆者でも楽しめただろうに…。こうなったら、こちらのほうから二度目のデートに誘うしかなさそうだ。
(文=所沢ショーイチ)