こんなファーストメールを送信した後、彼女の詳細プロフィールを確認する。
ビンゴっ!
そこには、18歳という文字が。ということは、今年の春まで女子高生だったことになる。
それにしても、出会える系サイトとはなんて素晴らしいシステムなんだろう。
筆者のように金もなく、名誉もなく、人徳もなく、まともな容姿もないアラフィフのおっさんに、ピッチピチの18歳のコと合法的にエッチできる機会を与えてくれるだなんて。この時代、この日本という国に生まれた幸運に、ただただ感謝するばかりだ。
その後、アンナちゃんから無事返信が届き、あっさりと約束が成立。若いオナゴのマン汁を味わうべく、鼻の下を伸ばしに伸ばしながら、待ち合わせ場所の新宿アルタ前に向かった。
頬の筋肉が緩んでしまいそうになるのを堪えながら待つこと数分。ほぼ時間通りに、アンナちゃんらしき女性を発見した。
ムフーっ! 可愛いじゃねぇかっ!!
イケイケの女子大生ではなく、田舎から上京してきたばかりといった雰囲気のアンナちゃん。あえて芸能人で例えると、デビュー当時の垢ぬけていない掘ちえみといった感じだろうか。もちろん、筆者的には大当たりの部類だ。
その場で深呼吸を繰り返し、気持ちを落ち着かせてから彼女に近づき、声をかけた。
「こんばんは、アンナちゃんかな?」
「あっ、はい。そうです」
「はじめまして。さっき【ワクワクメール】で約束させてもらったショーイチだよ」
「あ、あのぉ、ゴメンなさい」
「ん?」
「約束の時間に間に合わなくて…」
「エッ? そうなの」
ここで筆者は携帯電話をカパッと開き、時刻を確認。たしかに、彼女が言うように約束の時間を数分ほど過ぎていた。
「あっ、ホントだ。でも全然気にしてないから平気だよ」
「ほ、ほんとゴメンなさい」
「だから平気だって。もしかして走ってきたの?」
「い、いえ」
落ち着いて観察すると、息が少しあがっているようにも見えたが、彼女が否定したからには、そのことには触れないほうがいいだろう。
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