初回のデートでは挿入時にイカすことができなかったが、今回はついに成し遂げることができた。
なんという満足感だろう。この2回戦目は20分近く挿入することができたのだが、早漏の筆者からすれば、こんなに長時間挿入していたのは初めてかもしれない。
その後、しばらくベッドの上でまったりしてから帰り支度を始めた。
「ショーイチさん…」
「ん? なぁに?」
「ショーイチさんって、本当に彼女さんとかいないんですか?」
「うん。この間も言った通り、セフレは何人かいるけど彼女はいないよ」
「じゃあ、私のこともセフレにしてくれませんか?」
「もちろんだよ。H子チャンがしたくなったら、今日みたいに急でも構わないから連絡して」
「あ、ありがとうございます。じゃあ、来週とかにまた会ってくれますか?」
「うん。大歓迎だよ」
「ショーイチさんは何曜日なら大丈夫そうですか?」
「正直に言うと、月曜と木曜はすでにセフレと約束があるんだ」
「そうですか。じゃあ、火曜か金曜なら平気ですか?」
「大丈夫だと思うよ」
「ありがとうざいます。じゃあ、なるべく早く予定を決めて連絡しますね」
その後、H子チャンを駅の改札まで送り、サヨウナラとなった。
ダブルヘッダーのはずが、想定外のお誘いでトリプルヘッダーになってしまった一日が無事に終わった。結局、この日だけでラブホ代として2万円以上も出費したのは少々痛かった。
今後もこうした過密スケジュールでデートすることがあるだろう。そんな日に備え、エッチの合間にしっかりと仕事をしなければいけないと決意を新たにした。
(文=所沢ショーイチ)