んっ?
オッパイに触った瞬間、違和感を感じた。固いゴムのような感触で、ちっとも柔らかくないのである。凝り固まった脂肪が幾層にも重なっている感じで、触っていてもただただ気持ち悪いのだ。
オッパイだけを目当てにベッドインしたのに…。
ヤケになった筆者は、乳首をチューレロしながら、何度も舌打ちしてしまった。
こうなったら、交尾を一刻も早く終わらせるしかない!
最速クリアを目指し、渋々とクンニを開始。
幸いにも無味無臭のマンコだったが、舐めて味わうのではなく、こちらの唾液を一方的になすりつけていくようなクンニだ。
そんなクンニと同時に、唾液をローション代わりにして片手でチンコをシコシコ。
ギンっ!!
こんな状況であってもスグにフル勃起する我が愚息。頼もしいのにも程があるというもんだ。
「じゃ、入れるね」
そう声をかけ、コンドームを着用して正常位で合体。
挿入直前までシコシコしていたおかげで、すぐに発射の前兆が訪れてくれた。
「イクよ」
ふぅ。
コンドーム内にザーメンを吐き出すことに成功。挿入してから発射まで10数秒というクリアタイムだった。
「じゃ、先にシャワー浴びておいで」
その生き物をシャワーに行かせ、筆者は洗面台で念入りにうがいを行う。いつもならマン汁の余韻を味わうところだが、一刻も早く身を清めたかったのだ。
その後、帰り支度を終え、ホテルを出たところでサヨウナラとなった。
はぁ。
またヤッちまった。サイトの写メでやたらとオッパイを強調しているコは、かなりの高確率でデブだと相場が決まっているのに…。
でも、生まれついてのオッパイ星人である筆者は、今後も騙され続けてしまうんだろうなぁ。
まっ、これも経験のひとつだ。消えてしまった数々のハメ撮り動画やエロ写メのことはきっぱり忘れ、今後も前だけを向いて気持ちいいことに邁進したいものである。
(文=所沢ショーイチ)