E子ちゃんが住んでいる●●県は、一昔前ならかなり遠く感じたところだ。しかし、今では北陸新幹線のおかげで、日帰りすることも余裕な地域と言えるだろう。
飛行機の国内線の便が増えたり、新幹線や高速道路網の発達のおかげで、日本国内は随分狭くなったように思える。そのおかげで地方在住の女性とも気軽にヤレるのだから、有難い限りだ。
写メ付きの返信をもらい、筆者もここでようやく本気モードに突入。すぐに筆者も写メを添付して返信する。
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早速の写メ付き返信ありがとう。
とってもお綺麗ですね。予想以上でビックリしましたよ!!
お返しに私の写メを添付しますね。
どこにも顔出ししないで活動しているので、どうかご内密に。
もちろんE子さんの写メもどこにも出しませんので、安心してください。
こんな感じですが、良ければ是非ともお会いしたいです!!
もし会うとしたら、いつくらいをご希望ですか?
E子さんのためだったら、丸一日予定を入れないよう調整しますので!
以上、ご検討のほどヨロシクです!!
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そこからあれよという間に話がまとまり、翌週の平日に新宿で待ち合わせすることになった。
待ち合わせ場所は、筆者の定番スポットである新宿アルタ付近の大型靴屋の前。新宿に不慣れなE子ちゃんのために、ここにたどり着くための道順を前日にメールで送っていた。
そして、時間通りにE子ちゃんがやってきた。
ヨッシャ! 写メ詐欺じゃなかったぜぃ!!
E子ちゃんは、ほぼ写真通りの見た目で、体型もオッパイも本人の申告通りといった感じだった。
「初めまして、E子ちゃん。ショーイチです」
「あっ、ショーイチさん。は、初めまして」
「この場所はすぐ分かったかな?」
「はい。ショーイチさんのメールのおかげで迷わなかったです」
「今日はわざわざ来てくれてありがとうね」
「それはこちらこそです。お忙しいのに時間を作ってくれて、ありがとうございます」
「E子ちゃんみたいに可愛いコのためなら、全然大変じゃないからさ」
「もう、記事通り本当に上手ですね」
「え? 俺、いまなんか褒めたかな?」
「ほら、そういうのも記事のまんまですね」
「ハハ、なんかやりにくいなぁ」
「でも、記事通りで実物も優しそうなので安心しました」
「それは光栄だな。まっ、立ち話もアレなんで歩こうか?」
「はぁい」
すぐ近くの階段を下り、地下街を歩きながらホテル方面に向かうことに。
すると、E子ちゃんがモジモジしながら語りかけてきた。
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