「ゴメン。もしかして痛かった?」
「は、はい。少し…」
膣内の濡れが十分すぎるのは、指入れで確認していた。さして大きくもない筆者のチンコで痛がったのは、彼女にとって3年ぶりの挿入だったからだろう。
苦悶に歪むミナミちゃんの顔すら愛おしい。
上半身を密着させ、キツく彼女を抱きしめる筆者。そして、首筋に優しく舌を這わせながら、秒速数センチという速度でピストンする。
そんなピストンを辛抱強く続けていると、ミナミちゃんの身体から力が抜けていくのを感じとることができた。どうやら肉棒の感触に慣れてきたようだ。
そこからピストンを徐々に加速させていこうとした矢先…
エッ、嘘!! もうソコまで来てたの?
いきなり発射の前兆に襲われてしまった。まだまだ遠くにいると思っていたのに、すでに背後を取られていた感じである。
こうなると、どんな抵抗をしても無駄だ。ラストスパートの高速ピストンを数回ほど繰り返す。
「もう我慢できない。イクよ!」
ふぅ。
ピストンを止め、ミナミちゃんの身体をキュッと抱きしめながら、残り汁をピュルルと吐き出した。
シャワーを浴び終えて帰り支度をしている時、筆者はずっとまごまごしていた。いったいどんなアプロ―チをすれば、二度目のデートが可能なのか? 「また会えるかな?」と素直に聞くべきか? でも、ゴメンナサイされたらその場で号泣してしまうかもしれないし…。
そこで、ちょっと遠回りの作戦を取ることに。
「ミナミちゃんは趣味とかあるの?」
「うーん、そうですねぇ、特にこれといったのはないかもです」
「じゃあ、休みの日はどうやって遊んでるの?」
「今は友達とカラオケに行くことが多いですね」
「おっ、楽しそうだね。どんなのを歌うのかな?」
「最近はRADWIMPSやKANA-BOONあたりですね」
グヌヌヌっ
どちらもアーティスト名だというのは分かったが、どんな曲を出しているのかチンプンカンプンだ。筆者は普段、懐メロやアニソンばかり歌っているので、完全に勉強不足だった。
カラオケデートを理由に再会をおねだりしようと思ったのだが、この作戦は失敗に終わった。
さて、どうしたものか? あれこれ思案していると、ミナミちゃんから思わぬ提案が。