「お、俺みたいなので大丈夫かな?」
「え?」
「写メと印象違ったりしてない? 嫌だったらココでゴメンなさいしてもいいんだからね」
「全然大丈夫ですよ! 写メのまんまだと思いますよ♪」
「あ、ありがとう。ミナミちゃんみたいに可愛いコにそう言われて、すっごく嬉しいよ」
「フフフ、ショーイチさんこそ私でいいんですか?」
「あ、あったり前だよ!! さっきから俺、幸せそうな顔してるの分かる?」
「うーん、なんだか楽しそうです」
「でしょ! でしょ!! ミナミちゃんがすっげぇ可愛いから、嬉しいのが顔に出ちゃってるんだよ」
「フフ、なんだかこういうのに慣れてそうな言い方ですね」
「んなことないって!! 今も緊張しまくって、背中に変な汗をかいてるんだから!!」
「へぇ、そうなんですかぁ」
「ま、このまま立ち話もなんだから、少し歩こうか?」
「はぁい」
自分より30歳も年下のコに翻弄される筆者。だが、それがイイのだ。精神的ドMの筆者からすれば、もうプレイは始まっているのである。すでにチンコはギンギンだし、先走り液が漏れだしていることも自覚できた。
「じ、じゃあ、このままホテルに行っていいのかな?」
「はい。約束通り、優しくしてくださいネ」
あっ、コイツ超ヤバいヤツかも!?
“優しくしてくださいネ”の、最後の“ネ”を言い終えるかのタイミングで小首をかしげたミナミちゃん。計算なのか無意識なのか分からないが、男を虜にする小悪魔的な魅力がそこにあった。
いや、小悪魔なんて生温いもんじゃない。ベルゼブブみたいな幹部系悪魔の大物レベルかもしれない…。