もっとシックスナインを堪能したかったが、これ以上は危険だと判断して、数分もしない内に中断することに。そして、コンドームを装着してから正常位で合体だ。
「じゃあ、入れるけど痛かったらすぐ教えてね」
「は、はい」
彼女の言葉を信じるのなら、これが2年ぶりの挿入ということになる。まっ、ここまで来たら女性の言葉を疑うなんてナンセンスだ。
痛みを与えないようゆっくりと愚息を埋没させていく。そして根元まで挿入した瞬間、またもや彼女の身体がビクビクンと小刻みに震え始めた。
ば、馬鹿野郎!! なんてコトしてくれるんだ!!
全部挿入しきって油断していた筆者。そんな時に痙攣するものだから、マンコの内部の肉がありとあらゆる方向からチンコを攻撃してきたのだ。
ふぅ。
辛うじて「もうダメ、イグよ」と一声かけることができたが、ダクダクダクっとゴム内にザーメンを吐き出してしまった。
一度もピストンしないまま発射してしまうとは…。
まぁ、筆者にとってはよくあることなのだが、ネネちゃんにとっては想定外だったのだろう。キョトンとした顔で、何が起こったか理解できていない様子だった。
「ご、ごめん。俺もすっごい久しぶりだったんで、全然我慢できなかったんだ」
「だ、大丈夫です。私ばっかり何度もイッてごめんなさい」
「そんなことないよ。たくさんイッてもらえて嬉しいだけだよ」
チンコを挿入したまま、そんな会話を続けるふたり。
彼女の終電にはまだ時間の余裕があり、少し休憩してから2回戦を行うつもりだった。
その休憩の最中、ネネちゃんが筆者の肩や腰に手を回して触ってきた。
「すごく凝ってますね」
「あ、分かる? 一日中ずっとPC作業していることが多くってさ」
「じゃあ、少し揉んであげましょうか?」
「え? いいの?」
「はい。実は以前マッサージ店で働いていたんですよ」
「そ、そうなの!?」
「はい。だからさっきのお礼をさせてください」
後で詳しく聞いたところによると、彼女が働いていたのは、あちこちの繁華街でよく見かける大手のマッサージ店であった。もちろんヌキのサービスのない真面目なところだ。