クリちゃんを舐めながら、ゆっくりと指を動かす。どこのポイントが一番気持ちいいのか、彼女の反応を探りながらである。
だが、一番気持ち良さそうなポイントが見つからない。どこを触ってもビクビクと激しく反応してくれるからだ。
いつもならここで指の動きを加速させるのだが、今回はあえてそれを我慢する。
一度指を引き抜き、舌と唇だけを使ったクンニ再開だ。
そう、コレにはもちろん理由がある。このまま彼女をイカせたら、手マンでイッたのかクンニでイッたのか分からなくなってしまうからだ。
ここはなんとしてでも、
最初のエクスタシーはクンニでイカせたい!
そう判断して指を引き抜いたのである。
そんなクンニを続けていると、ついにサチコちゃんが昇りつめ始めた。
「そ、それイイですぅ。すっごく、すっごくイイです」
「うん。遠慮しないでイッていいんだよ」
「は、はいぃぃ。ひいっ、ひっ、ヒグぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
文字通り泣き叫びながら、サチコちゃんはエクスタシーに達した。
その後も小休止を挟みながら延々とクンニを続行し、何度も何度も彼女をイカせることに成功。
もう大満足である。こうなったら挿入や射精なんて行為はオマケみたいなものである。
ふぅ。
正常位で挿入して、数分ともたずにいつもの早漏ぶりを発揮した筆者なのであった。
ゴムを処理してから彼女の隣に横たわり、腕枕してあげながらピロートークを始める。
「満足してもらえたかな?」
「はい。クンニってこんなに気持ち良かったんですね」
「良かったぁ。一安心だよ」
「こんなに長く舐めてもらえるとは思ってなくて、ビックリです」
「ほら、最初のメールに俺はクンニが好きだって書いてたでしょ。だからだよ」
「あ、そうでしたね。本当にありがとうございました」
フと時間が気になり、携帯電話をカパっと開く。すると、ホテルに入って3時間が経とうとしていた。