とはいえ、一年に3冊ともなればファンの「飽き」が心配という指摘もある。写真集は決して安い物ではないので、3冊目まで買ってくれるファンがどれほどいるのかは未知数な部分があるだろう。
しかし、そんな心配をよそにネット上では「また写真集でるんだ、絶対買わなきゃ！」「1年に3冊も出してくれるなんて嬉しい」「写真集どっちも最高だったから新作楽しみ」「間違いなく買ってしまうわ」などと、すでにファンが盛り上がっている。どうやら今の深田には、一年に3冊の写真集をヒットさせるだけの人気があるようだ。
今年9月にはTwitterの“なりすましアカウント”が偽の結婚報告を書きこみ、全国ニュースで大きく取り上げられるほどの騒動になった。ジャニーズタレントとの交際が根強くウワサされていたこともあり、騙される人が続出したことも騒動の拡大に影響していたが、それ以上にいかに深田が世間の注目の的になっているかが浮き彫りになったといえる。さらに本物の公式アカウントがあるInstagramはフォロワー数110万人を突破するほどの人気。むしろ10～20代のころよりも支持され、アラサーにして絶頂期を迎えているといってもいいほどだ。
「10～20代のころは男性支持がありながらも、おっとりとしたお嬢様キャラが女性から嫌われることもあった。体型的にもあまり安定せず、激太りを騒がれたと思えば激ヤセしたりということが頻繁にありました。世間の評価の浮き沈みが激しかったといえます。しかし、最近はストイックさや病的な感じのないナチュラルな魅力を身につけ、男性にとっては“ソソられる”魅惑のボディ、女性にとっては自然で健康的な憧れの女性としての地位を確立。女優業でコメディエンヌとしての才能も開花し、三十路を超えても変わらぬ美貌も相まって非の打ち所がない存在になっています」（女性誌記者）
その人気を背景に女優業も好調となっており、今月8日に放送される『世にも奇妙な物語 ’16秋の特別編』（フジテレビ系）で大切な物を捨てると幸運が舞い込んでくるというストーリーの「捨て魔の女」に主演。同6日にはバラエティ特番『ぐるナイ東京ディズニーリゾートゴチ2時間SP』にも出演が決定しており、写真だけではなく「動く深キョン」にも注目が集まりそう。アラサーにして絶頂期となった驚異的な勢いはしばらく止まらなさそうな気配だ。
（文＝佐藤勇馬／Yellow Tear Drops）
