満島ひかり、ヌードシーンでの大胆な姿に期待! 黒柳徹子役で見せる芸達者ぶりが話題


 だが、新しいメディアであるテレビに情熱を傾ける若い演出家らにとって、どこにいても人の目を引く黒柳は強烈な個性の持ち主として映った。コミカルな言動でも注目を集め始めた彼女は、『紅白歌合戦』などの司会を担当するまでになり、テレビの普及と共に人気を高めた。

「黎明期のテレビが持っていた圧倒的な勢いと熱量の再現に挑んでいるこのドラマで、主演の満島さんも存分に存在感を発揮している。スタイリングや喋り口調の再現度もかなり高く、黒柳さんの独特な鼻声やお茶目な仕草もバッチリです。今のバラエティ界で言うところの天然系キャラでもあった黒柳さんのすっとぼけた芝居も見事で、ドラマ視聴者からは『芸達者すぎる』『徹子の部屋もできそう』との声まであります」(芸能ライター)

 早くも一部メディアは「今クールの連ドラで最高」と伝え、テレビドラマ史に燦然と輝く傑作になるだろうとの指摘まである『トットてれび』。21日の第4話では、黒柳のニューヨーク留学の様子や写真家・篠山紀信によるヌード撮影のシーンが描かれるとのことで、ますます注目を集めそうだ。

 黒柳がヌードモデルを務めた作品は、1968年に篠山が発表した『篠山紀信と28人のおんなたち』(毎日新聞社)。篠山にとって初の商業用ヌード写真集で、黒柳はモデル第1号を務めた。ドラマでは架空の雑誌のヌードグラビアに黒柳が挑戦したという設定になるようだ。

 園子温監督の映画『愛のむきだし』などで情熱的な濡れ場を演じた満島には、今回のドラマでも大胆な姿を披露してくれるのではないかとの期待が高まっている。作風や放送時間を考えれば過激な演出は難しいに違いないが、こうした視聴者の反応はそれだけ満島が迫真の演技で多くの人を魅了している証とも言えそうだ。いずれにしろ、満島演じるトットちゃんが芸能界を駆け抜ける姿からは目が離せそうにない。
(文=愉快)

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