「こんばんは、エミちゃん。さっき【ワクワクメール】で約束したショーイチです」
「はい、はじめまして。今日はよろしくお願いします」
一応笑顔で話しかけたつもりだが、きっと目だけは笑っていなかったことだろう。そんな冷めた目でエミちゃんを値踏みするトコショー。
エミちゃんの顔は、女優の久保田磨希を一回り半ほど不細工にしたといった感じ。目が細いので、顔の余白がより際立って見えてしまう。
それでも愛嬌があるのは救いだった。うむ。これなら目を瞑って他の女を想像すれば最後まで事を運ぶことができそうだ。かなり強引に己を納得させ、ホテル街に向かって歩き出したのであった。
安普請のラブホテルに入り、別々にシャワーを浴びてからプレイ開始。
部屋を可能な限り暗くして、キス、オッパイ愛撫、クンニと事を進めていく筆者。しかし、クンニを始めて数十秒もしないうちに、エミちゃんが筆者に提案してきた。
「私もショーイチさんのを舐めたい」
この時、筆者の愚息は冬眠状態だったのでこの提案は渡りに船だった。攻守交代を了承し、ベッドの上で大の字になった筆者。
エミちゃんは、ねっとりとした舌使いで筆者の乳首を舐め始めた。
おっ! なかなか上手じゃん。
どうせ会うのはこれが最初で最後だろう。だったら遠慮なんてするのは馬鹿馬鹿しい。そう考え、「乳首舐めながら手でチンチンを触って」と指示する筆者なのである。
ほどなくチンチンが固くなってきた。「じゃ次はチンチン舐めて」と伝え、エミちゃんの舌技を堪能することに。
これがまた実に献身的なフェラであった。竿全体を余すところなく舌でペロペロしたり、先走り液をチロチロと舐めとったり、キンタマを口内に含んで優しくタマを転がしたり、喉奥まで咥えこみながら舌をローリングさせたり…。
暗闇の中で目を瞑りながらそんなフェラにウットリするトコショー。彼女がこうも丁寧にフェラするのは、きっと己の容姿の悪さを自覚しているからなのだろう。
こんな不細工とエッチしてくれてありがとう。お礼にたくさん気持ち良くなってもらえるよう全力で愛撫するね。いつもそう考えながら女性を愛撫している筆者。エミちゃんも同じように考えているに違いない。
そう。不細工な人ほどエッチに手を抜いてはいけないのだ。それを理解しているであろうエミちゃんに親近感をおぼえてしまった筆者なのだった。